孤独、寂しい、海外一人旅での対処法

Nomad life
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海外を一人旅しようと思っているけど、ひとりで寂しくないの?または、この前一人旅して来たけど、なんか寂しかったな、何か寂しくならない方法みたいのってあるのかな?という人のために、20年の間に通算4年ほど海外に滞在し合計17カ国ほどを旅した経験から書いてみようと思います。

孤独、寂しい、海外一人旅での対処法

孤独や寂しさはそれほど悪いものでもない

まず基本的に一人旅というのは孤独であり寂しいものです。一人旅が常に孤独で寂しく苦痛であるというわけではありませんが、まず一人旅というのはそういうものだと思って下さい。孤独で寂しいが故に得られるものもたくさんあるから一人旅は良いのです。

その孤独で寂しい一人旅で得られる良いことの一つは、ひとりでいるが故に、寂しいな、誰かと話たいな、という気持ちがエネルギーになって新たな行動を促したり誰かと話すことによって新たな展開が生まれたりします。全く孤独でもなく寂しくもなければ、誰かと会えるかもと思ってどこかに行ったり、わざわざ知らない誰かと話そうとは思いませんよね。そういう少々不満な気持ちから何かの行動が生まれるということです。

こちらが三人くらいのグループでワイワイやって楽しければ、わざわざ知らない誰かに話しかけることは無いでしょうし、話しかけられることも少ないと思います。誰かに話しかけたいと思っている一人旅の人は、普通は同じような一人旅の人に話しかけますからね。

というわけで、孤独や寂しさは新しい展開のための前準備と言いますか、体が新しい体験や出会いを促していると考えましょう。

孤独や寂しさを紛らす一番簡単な方法

一番簡単なのは適当にその辺の誰かと話すことですね。簡単な世間話であれば、宿のスタッフでもいいですし、バスに乗った時に隣に座った旅人とかレストランで近くに座った旅人とか、「旅をしているの?」「どこから来たの?」と話しかければいいと思います。

ただ、これは英語が少し出来て、知らない人に話しかける勇気がないと少々敷居が高いかもしれません。相手が日本人であれば少し敷居が下がるのであれば、持っている本とか喋っている英語のアクセントなんかで日本人かどうかはわかると思います。ただ近くにたまたま日本人がいるという可能性は高くないです。

僕も今まで随分と話しかけられましたし、話しかけました。これがきっかけでその後行動を共にしたり、部屋をシェアしたりすることもあります。知らない旅人同士が話をするのは全く不自然でもなんでもないので、気軽に話しかけて下さい。ただ、相手が極度の人間不信とか、体調が悪いとか、なんらかの理由で反応が悪い場合もありますが、その時は諦めて下さい。また次回に良い会話を求めてチャレンジです。

逆に話しかけられた場合はなるべく笑顔で返してあげて下さい。向こうも勇気を振り絞って話しかけているでしょうから。

現地ツアーに参加する

もう少し長く他人と話したいなら現地でツアーに参加することです。観光地にいくと宿のカウンターや道端にあるスタンドで色々なツアーのパンフレットがおいてあったりします。そういうところで適当に興味のあるツアーを見つけて参加すれば、同じような旅人がそこにはいますので話が出来るチャンスは大きいと思います。

以前バリ島でマウンテンバイクのツアーに何度か参加しました。そこで知り合ったオーストラリア人と二人でツアーの後にマウンテンバイクを乗りに行ったり、一緒に食事をしました。別のオーストラリア人とニュージーランド人からは連絡先をもらって、もしオーストラリアやニュージーランドに来た時は連絡をくれ、一緒に走ろうと言われました。

オーストラリアのケアンズへ行った時は農場で乗馬をするツアーに参加しました。乗馬がメインですが、そのほかにもブーメランを投げたり、一緒にBBQをしたりして数人の旅人と1日行動を共にしました。ツアーのメンバーの中にドイツ人の可愛い女の子がいて、英語がよく喋れない僕に対して色々と話しかけてくれたり、親切にしてくれたのを今でも思い出します。

こんな感じで何かのグループに参加するのは誰かと話したり知り合うには一番簡単です。どうしても英語を話すのが嫌なら日本人だけのツアーを探すのも手だとは思いますが、例え英語がほとんど出来なくても、インターナショナルな環境の方が思い出深くて僕は良いと思います。意外とボディランゲージと基礎的な英単語、例えばthis, that, me, you, yes, noみたいなのを並べるだけでも大変かもしれませんがなんとかなります。これこそが海外一人旅ならではの経験だと思いますので、ぜひチャレンジしてみて下さい。

安宿に泊まる

ゲストハウスやバックパッカーズのような比較的安い宿には旅人がたくさんいます。そういうところに滞在すれば同じような一人旅の旅人はたくさんいますから、誰かと知り合うチャンスですね。話好きな旅人がひとりいれば、その人を中心に話の輪が出来たりすることもありますので、そこになんとなく混ざっちゃいましょう。

ドミトリーに泊まればさらに誰かと話したり知り合うチャンスは広がります。ドミトリーとは一部屋に8とか16とかの複数のベッドがあるタイプの部屋で、他のベッドは全て他人が寝泊りします。貴重品を盗まれないように気をつけたり、朝5時とかに目覚ましが鳴ったりと少々面倒なこともありますが、誰かと話したり知り合ったりするのは簡単です。以前ニューヨークのドミトリーに泊まった時に、とにかくいろんな人と話をするのが好きな人がいて、一部屋に十人くらいいる旅人全員に話しかけていました。ちょっとそれは極端ですが、なんとなくチャンスがあれば話しかけたり、逆に話しかけられることはあると思います。ただ、プライバシーが必要な人にはあまりおすすめしません。そういう人はカプセルホテル形式の方が他の旅人との接触ももう少しマイルドでいいと思います。

日本人宿に泊まる

英語喋るのも嫌だし、久々に日本人と日本語を喋りたいな、ということなら日本人が経営する宿に泊まるのもおすすめです。僕もブラジルのサルバドールという街へ行った時に日本人が経営する宿に泊まりました。当時のブラジルは治安が非常に悪く、地元民の経営する安宿に泊まるのはちょっと気が引けて、たまには日本人宿もいいかと行ってみました。そこで仲良くなった日本人の男性と食事に行ったり、サルバドールからリオへの長距離バスに一緒に乗ったりしました。今でもフェイスブックで繋がっています。

当時はリコンファームと言って飛行機に乗る何日か前にその飛行機に乗ることを確認する電話を航空会社にしなければならなかったのですが、公衆電話から航空会社へなぜかうまく繋がらず、同じ宿に泊まっていた韓国人の男性が親切に色々と世話してくれたのを思い出します。

夜の街に繰り出してみる

普通にナイトクラブに行くというのもありますが、シャイな人がひとりで行くナイトクラブは寂しさを倍増させる可能性が大きいのでおすすめしません。ひとりでも楽しめる自信がある人だけどうぞ。昼間に知り合った別の旅人と一緒に行くなら面白いかもしれませんね。僕はバリ島のビーチで知り合ったインドネシア人に誘われて一緒にナイトクラブに行ったことがあります。

夜になるとバーやレストランで何かのイベントをやっていることがあります。ライブバンドが演奏していたり、オープンマイクといって誰でもステージで自分の一芸を披露出来るというのもあったりします。こういうところに出かけていけば、誰かと話すチャンスがないことはないですし、話さなくてもそれなりに寂しさや孤独な感じは紛らすことが出来るでしょう。自分も何か一芸を持っているならオープンマイクで披露すれば何か面白いことが起きるかもしれません。

僕はシドニーで当時有名だったBasementというライブハウスにバンドを聞きに行ったことがあります。この時に隣にいた女性から「ひとり?」と話しかけられました。この女性は別の男性と一緒にいたのですが、ひとりでいる僕を見て、「じゃ、私達と一緒に楽しみましょう」と誘ってくれました。南米から来た二人組だったと思うのですが、今から思うと随分親切な人だったなと思います。

この女性はシドニーに住んでいて英語も流暢でした。一緒にいた男性はこの女性の親族で外国からオーストラリアへ女性を尋ねて遊びに来た感じでした。当時、僕の英語は大したことはなかったのですが、この男性は僕以上に英語がダメでした。それでも英語でコミュニケーションを取ろうとしてくれたのですが、僕が全く理解出来なかったのでひどく落ち込んでしまいました。この時の彼の落胆ぶりは今でも鮮明に目に浮かびます。彼の気持ちは痛いほどよく分かったので、ごめんごめん、俺の耳がイカれているんだよ、気にしないで、と肩をポンポンと叩いて彼を慰めたのを思い出します。

夜の街はツアーに参加するほどには誰かと話すチャンスは少ないかもしれませんが、人がわーっと盛り上がっている場所は多少なりとも寂しい感じは薄まるのではないかと思いますので、試してみるのも手だと思います。

最後に

いかがだったでしょうか。話をまとめると、

  • 孤独や寂しさは必ずしも悪いものではない。次の展開へのステップだと考える。
  • 孤独や寂しさを解消するには現地でツアーに参加するのが最強。
  • その次は安宿に泊まること。ドミトリーの方がいいがプライバシーが欲しければおすすめしない。日本人宿という手もある。
  • 夜の街に繰り出してみる。上記二つほどではないが、誰かと話すチャンスがあるかも。話すチャンスが無くとも周りが盛り上がっていれば楽しくなる。

以上です。それでは良い旅を!






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