英語が話せない人のための海外一人旅の逃げ切り方

Travel
この記事は約12分で読めます。

英語が話せなくて海外一人旅に出るのが不安という人はたくさんいると思います。僕もかつては入国審査からタクシーに乗ったり、ホテルでチェックインしたりと、とても緊張しました。

今はだいぶ海外旅行にも慣れましたし、英語も話せるようになったので苦労することも無くなりました。僕の経験から、どうやって少ない英語力で海外一人旅を切り抜け、楽しんで帰ってくるかを書いてみようと思います。

僕は過去20年間に渡り計4年ほど海外に滞在し、17カ国ほど旅して来ました。英語は趣味なので今は旅で困らないほどには話せるのですが、最初の頃は微かに覚えている中学校や高校で習った知識程度でした。

最近ではスマホとインターネットを使って翻訳も出来ますから、昔に比べると大分楽に海外旅行が出来るようになっていると思います。

ちょっとした心構えで少ない英語の知識でも乗り越えられることは多いと思いますので、そんなに英語が出来なくても海外旅行は出来ます。

英語が話せない人のための海外一人旅の逃げ切り方

意外と英語を話すことは少ない

実際に旅をしてみると意外と英語を話すことは少ないです。

帰りの空港とホテルのチェックイン、それにレストランやお店ですね。それに大体が決まり切ったことしか言わないので、逆に英語を話したいという人にとっては、わざわざ誰かと世間話でもしないと物足りないくらいだと思います。

それでも英語に苦手意識がある人にとっては失神するレベルのストレスでしょうから、これからその対策方法を書いてみようと思います。

グーグル翻訳を使いこなす

翻訳アプリを使いましょう。技術的にはこれでほとんど解決です。

無料で使える翻訳アプリがいくつかありますが、中でもグーグル翻訳はオフラインでも使えるので便利です。英語だけでなく、現地の言葉も翻訳出来るので英語を話せない地元民とも会話が出来ます。

事前にアプリをスマホにダウンロードして使い方をマスターしておきましょう。現地でSimカードを購入してインターネットに接続して使えば、グーグルマップも使えますので便利です。

これはよく使うなという言い回しを事前に考えてアプリに翻訳させ、保存しておきましょう。チケット売り場やレストランで英語を話さなければならない状況になったら、アプリが翻訳した英語の音声を暗唱して、そのままそれを言ってみて下さい。

最初は必ずExcuse me?と話しかけますが、実はこのExcuse meは意外と発音しづらいので、何度も独り言で練習した方がいいです。

自分の発音が通じない場合や、自分で発音したくない人は、スマホを相手に差し出して翻訳した英語を見せてもOKです。

暗唱出来るように練習すれば、何度か同じことをやっているうちに覚えてしまうでしょう。そのうち自然とアプリ無しで話せるようになってくると思います。

昔は良く使う英語の言い回しを小さいノートに書いて、その都度ノートを出して暗唱して会話に望んだものです。しかし、今では翻訳アプリに保存出来ますのでノートも要らなくなりました。ネイティブの発音もアプリから聴けますから発音の練習も出来ます。凄いものです。

会話の始めにまずトピックを明確にする

会話の最初は一番大事です。最初が上手くいけば、あとはYes, noや数字でなんとなく会話が成立することが多いです。それにはまず最初にトピック、会話の主題を明確にする必要があります。宿の値段を聞いているのか、レストランの場所を聞いているのか、そういうことです。

ですので、会話の一番最初はある程度きちんとした英語で話し始めた方がいいと思います。単語だけだと文脈がありませんから、わかりづらいです。

例えばホテルの受付で price?と突然言っても、は?って感じですし、ちょっと無礼な感じもします。まぁ、多分一泊の値段を聞いているのはわかるでしょうけど、一瞬戸惑いますね。

ここで失敗して相手が、「この人は何を言っているのだ?」という感じになると、こちらの心のダメージも大きいので、まずはある程度きちんとした文章で話の内容をはっきりさせましょう。

具体的なやりとりを例にすると、例えばお店で欲しい靴を見つけましたが、違う色があるのか気になったりします。その欲しい靴を見せながら、

John
John

Excuse me, do you have another one with different colors?

これさえ相手に伝えられれば、ハイハイ、ちょっと待っててね、在庫を見てくるから、、という感じで、その後は大した言葉もなく表情や行動、態度で大体わかると思います。

ちょっと長すぎると思うなら、欲しい靴を見せながら、

John
John

Excuse me, do you have, different colors?

でも問題ないと思います。要するに相手を混乱させないように必要な情報を伝えるということです。

この辺は万国共通ですので。会話の始めが上手くいけば、あとは自然と話が転がっていきます。

なるべくシンプルに話す

そうは言っても、決まり切って言う必要のないことは言わなくてもいいです。

例えばロンドン行きのバスのチケットを買うとします。英語で

Betty
Betty

Could I get a ticket to London?

と言ってもいいですが、単純にTo + 行き先とPleaseだけでも通じます。

Betty
Betty

To London please.

チケット売り場ならチケットを買うことは当たり前なので、毎回必ずきちんとした文章にする必要はないです。

映画館のチケット売り場であれば、見たい映画のタイトルとplease、レストランでも、例えばハンバーガー(hamburger発音注意) pleaseで十分通じます。臨機応変に対応してください。

複雑な会話はグーグル翻訳の会話機能を使う

もう少し複雑な会話をしなければならない場合は、アプリに会話をする機能があります。まさしく翻訳者であるスマホを間に置いて相手と会話をするイメージです。

翻訳アプリを会話モードにして日本語でスマホに話しかければ英語に翻訳してくれ、しかも音声で読み上げてくれます。

相手はそれを聞いて理解し、今度は英語のアイコンをタップして相手が英語で話せば、日本語に翻訳して音声で読み上げてくれます。それを気が済むまで繰り返すわけですね。

これは英語だけではなくて色々な言語で出来るので、英語が話せない人とも会話が出来ます。

文字もスマホのカメラを使って翻訳出来る

グーグル翻訳はスマホのカメラを使ってレストランのメニュー、お菓子や食材のパッケージなど、様々なものを翻訳させる事が出来ますのでとても便利です。

僕もよくバリ島でインドネシア語を翻訳していました。張り紙を見つけて何が書いてあるのか興味があったので、スマホのカメラを張り紙に向けて翻訳してみました。そうしたら

「iPhoneを無くしたので、見つけた人はxxx-xxx-xxxに電話してください」

という内容だとわかって、景色も街並みも文字も全く違うけど、書いてある内容はそれほど変わらないな、なんて思っていました。

入国審査は事前に練習しておく

向こうから英語で質問される場合、例えば入国審査で何か質問される場合はアプリを使うのは難しいです。

ただ、入国審査であれば大体決まったことしか聞かれませんから事前に練習しておきましょう。入国審査で特に何も聞かれない場合も多いので、その場合は楽勝です。

僕の経験ではアメリカに入国するときは入国目的や期間を質問されましたが、それ以外の国ではあまり記憶がないです。入国審査で何か質問されることの方が少数派な気がします。いずれにせよ事前にネットで調べておきましょう。

素直に英語が苦手なことを相手に伝える

突然話しかけられたり、何かを質問されるときは対応が難しいですね。その場合は素直に自分はあまり英語が得意でないことを伝えましょう。そうすれば相手もそれに合わせて対応してくれると思います。

もしかしたら英語がわからないことを恥ずかしく感じて無意識のうちに知られたくないと思ってしまうかもしれませんが、これはきちんと相手に伝えた方が全てが上手くいきます。

Sorry, my English is not very good.(ごめんなさい、英語があまり得意ではないです)

実は英語が得意な日本人

I can’t speak Englishというと全くわからないって感じに聞こえますが、大抵の日本人は実は結構英語を知っています。

one, two, threeなどの一桁の数字なら大体わかるでしょうし、インスタントコーヒースープスプーンスタイルデザインカーバストレインなど、ほとんど日本語化している英単語は沢山あります。

かっこ良く見せるために英語を使う政治家や文化人を、わかりづらいと非難する風潮がありますが、僕はそのおかげで日本人の英語のボキャブラリーが増えていると思っています。全く英語を勉強したことがない南米やヨーロッパの人達よりも、普通の日本人の方が英語がわかると思います。

ただ英語の本当の発音には慣れていないので、そこだけ少し練習しておけば、ルー大柴のように実は外来語だけを組みわせてもかなり会話が出来ると思います。

英語学習にも役立つ翻訳アプリ

翻訳アプリは結構英語の学習にも役立ちます。翻訳アプリを使いこなせば、大体の場合は海外でも問題なくスムーズに物事が進むと思いますし、アプリが翻訳した英語を自分の口から話すように頑張ればスピーキングの勉強にもなります。

翻訳アプリも完璧ではないですから、出てきた単語や文法に疑問を持つこともあるでしょう。その場合はあとで調べて下さい。実践を伴いながらの勉強ですから、学校で勉強するよりも頭に残って効率も良いと思います。

旅で使う英語は実際に使う便利な英語ばかりですから、学校と違って覚えて損のない英語ばかりです。

なぜそんなに緊張するのか

英語を話すのは緊張しますよね。なんでですかね。

僕も最初は相当に緊張しました。通じるとか通じない以前に外国人、特にネイティブの前で英語を口にすること自体があまり心地良いものではなかった気がします。

多分無意識のうちに評価されているような気分になるからでしょうか。もしくは、通じなかった場合の気まずい雰囲気が大っ嫌いだったのかもしれません。きちんとした英語を話さないとならないプレッシャーみたいなものをいつも感じていた気がします。

それに英語が得意でないと、より簡単でシンプルな、子供のような英語を話さなければなりません。相手もなんとかコミュニケーションを取ろうとゆっくり話してくれたり、シンプルに話してくれたりするので、なんだか自分が劣った存在、子供扱いされているような気分が嫌だったというのもありそうです。

何にしても慣れないことをするのは不安だし緊張するものですが、僕が海外に行き始めた当初は、遊びなんだから気軽に、というわけにはいかず、随分と真剣勝負をしているような感覚だったのを覚えています。

しかし、この真剣勝負な感じって必要ですかね?初めて外国に出てから20年ほど経過しますが、あの真剣勝負だった感じはなんだったんだろうと今では思います。結局は旅なんて遊びなのですから、そんなに真剣になる必要はないです。

以前、海外一人旅と緊張をテーマに記事を書きましたので、興味ある人は読んでみてください。

英語より態度

例えばホテルのスタッフにしろ、レストランのスタッフにしろ、あなたの英語が良くないからと言って別段何も思わないと思います。単純にどうやってコミュニケーションを取ろうか、という感じだと思います。

ただ態度がおかしいと何かを思うことはあると思います。例えば異常に緊張しているとか、ずっと下を向いて話しているとか、声が小さくて聞こえないとか。とにかくちょっと普通ではないと、「この人、大丈夫か?」と思うことはあると思います。

日本の社会はリラックスしていることを不真面目で悪いことのように思う社会ですので、他人の前でリラックスすることが苦手な人は多いと思います。

リラックスしていることが普通で最善と考えている国の人達からすると、妙に緊張しているのはとても奇妙に感じます。特に外国で超絶緊張状態で英語を話そうものなら、「この人強盗でもするんじゃないか?」と思われるかもしれません。

ですので、とにかく努めてリラックスして、特に会話は笑顔で始めるように心がけてください。これだけで普通の人だと思われますので大分印象が変わると思います。

スマホのアプリはあくまでツールですので、一番大事なのはあなたの表情や態度です。くれぐれも無表情でスマホだけを差し出して、相手に英語を聞かせるようなことはしないように。

会話のやり取りは、基本的に日本と一緒です。緊張状態で外国人に英語で話してってなると訳わからなくなって唐突になったり、ロボットみたいになることもありますが、努めて日本にいる時と同じように振る舞ってください。

意外と大事なPlease

何かを頼むときはpleaseはつけた方がいいです。please 無しで単語だけを言い放つと、とても冷たい印象になります。

Coffee please, Tea please, Ice cream please,

なんでもいいですけど、何かを頼むときはpleaseをつけるだけで大分まともな感じになります。

英語には丁寧な言い方や尊敬語的な言い方は無いと昔よくいわれていたのですが、あれは全くの嘘です。英語にも日本語と同じように丁寧な言い回しも尊敬語的な言い回しもあります。

この辺はちょっと難しいですので、今すぐに出来て一番簡単なのはPleaseをつけることです。それは心がけてください。

英語が話しやすい旅先

僕の場合はアメリカやオーストラリア、イギリスなんかの英語圏よりはタイやバリ島なんかの東南アジアの方が気軽に英語を話せます。

英語のネイティブは発音は聞きやすいのですが、言い回しが複雑だったり、使う単語が難しかったりします。相手はネイティブですからこちらの英語の間違えも詳細にわかりますよね。それに大柄な人が多いので単純に威圧感があったりします。特にアメリカ人は声も大きくて自信満々ですし。

その点東南アジアは我々と同じような小柄な人が多いですし、英語もネイティブではないです。それほど彼らも真剣に英語を勉強しているわけではないので、分ればOKという感じです。英語初心者の場合は英語圏ではない方が英語レベルがお互い様ですので緊張しないで済むかもしれません。

ヨーロッパ、特に南欧はみんなが英語を話すわけではないのですが、観光客が多い場所は流暢に英語を話す人は多いです。英語の初心者ですと場合によっては英語圏の国とそう変わらないと思うかもしれません。

ただ、やはり旅は行きたいところへ行くのが一番だと思うので、最終的には行きたいところへ行ってください。

まとめ

では、大事な部分をまとめますね。

  • グーグル翻訳を使いこなせるよう練習しておく
  • 話始めのトピックは明確に
  • なるべくシンプルに話す
  • 最重要頻出のExcuse meの発音練習
  • 素直に英語が出来ないことを伝える
  • 英語が話せないことを卑下しない
  • 旅は遊び。努めてリラックス。
  • 会話は笑顔で始める。態度は大事
  • 何かを頼むときはPleaseを付ける。

こんなところでしょうか。

最後に

さて、あとは翻訳アプリをマスターして実際に行くだけです。行き先が英語圏でない場合は、出来ればアプリを使って現地の人と現地の言葉で会話をしてみてください。相手も喜びますし、きっと面白いですよ。






Image by Виктория Бородинова from Pixabay
Image by ThePixelman from Pixabay
Photo by Austin Schmid on Unsplash
Image by pasja1000 from Pixabay
Image by leo2014 from Pixabay

コメント

タイトルとURLをコピーしました