機内持ち込みの手荷物だけで長期の旅が出来るのか

Nomad life
この記事は約7分で読めます。

LCCの場合、折角安くチケットを手に入れても預けるチェックインの荷物があると追加で料金がかかります。エアアジアで東南アジア方面に行きますと、20kgまでの荷物で往復大体7千円くらい余計にかかるようです。LCC側も料金を安く見せかけるために預ける荷物抜きの値段を提示している感じもします。そこで誰しも考えるのが手荷物だけで旅が出来ないか?ということだと思いますので、実際に手荷物だけで旅をした経験から、短期ならまだしも手荷物だけで1ヶ月単位の長期の旅行が出来るのか、またその時のノウハウを書いてみようと思います。

機内持ち込みの手荷物だけで長期の旅が出来るのか

最初は香港、中国へ合計1週間ほど、その後バリ島へ1ヶ月ほど手荷物だけで旅をしてきました。まずは結論を言いますと、どれほど長期であろうとも手荷物だけで旅は出来ます。ただしちょっとしたノウハウと、当然ですが諦めなければならないこともありますのでその辺を書いてみようと思います。

とにかく軽量にすること

バッグ

手荷物は大体どこも7kgまでと規定されています。まずカバンだけでも僕のカバンで1.7kgありますから、残りは5.3kgです。エアアジアの場合ですと経験上7キロ台、例えば7.8kgとかでも大丈夫でしたので実際はもう少し余裕があるように思います。

ということは、まず最初に大事なことは軽いカバンを用意することです。僕が使っているのは機内持ち込み出来るサイズのソフトシェルのキャリーバッグと呼ばれているものです。引き出すことの出来るハンドルが付いていて普段は転がして引っ張る事が出来、いざとなったらショルダーストラップを出して背負うことも出来ます。アマゾンで6千円台で買いました。

今使っているものはアルミのフレームが使われているので少し重く感じます。背負うことが出来るショルダーストラップも結局一度も使っていません。このストラップで200gくらいはあるかもしれません。徒歩でビーチを歩いて、ある程度長時間移動するとかが無ければ、ショルダーストラップはいらないと思います。例え少々道が悪くても、ショルダーストラップを出す手間を考えればそのままヨイショとカバンを持ち上げて歩いてしまうことがほとんどです。

カバンを買った当時はキャリーバッグ前提で考えていて、その中でも一番軽そうなものを選んだのですが、今思えば発想を変えてもっと軽いものを手に入れても良かったかと思います。キャリーバッグではなくてバックパックですと40Lほどの大きさで1kgを切るものもあるので、そういう方が結果的には良かったかなと。あとで書きますが700gの重さの違いは大きいです。ただ有名ブランドの軽量でしっかりしたバックパックですと、その分値段も高いです。何度か使えば元が取れるとは言えますが、何度も使わないのであれば無名ブランドの簡素な作りで安くて軽量なものを探してもいいと思います。

確かにキャリーバッグは転がせますので移動が楽です。ただ常に宿を事前にネットで予約しているのであれば、昔のように宿を探して彷徨い歩くということもないでしょうから、空港までの道のりと、宿から宿への移動くらいしか荷物を運びません。そうするとバックパックという選択肢がベストかなと思います。

カバンの中身

次はカバンの中身ですが、これはかなり限定されます。まず無くても良いものは削りましょう。例えば余分な着替えとかドライヤー、バスタオルなどですね。人によって何が絶対に必要というプライオリティーが異なりますので一概には言えないのですが、無くても良いけど一応持って行くというようなものは全てリストから外してください。必要最低限ということですね。

着替えですが、洋服は意外と重いです。男物のMサイズのTシャツ5枚で700gほどあります。ですので、一応持って行く、というような着替えも全部カットです。ただ、洋服は空港で荷物の重量を測る時にカバンから出して自分で着ていれば重さには含まれませんので、それも考えて何を持って行くか考えてもいいと思います。この辺は後述します。

冬物の洋服は重たいです。逆に夏はサンダル、短パン、タンクトップやTシャツと軽量です。旅行時期を選べるのであれば、これも考慮した方がいいでしょうね。ただ、先ほども言ったように洋服は重量を測る時に着てしまえばいいのですが、真夏の日本から真冬のオーストラリアなどに行くときには、真夏の日本のチェックインカウンターで冬物のコートを着ていないとならないという事態に陥ります。まぁ、これはしょうがないので割り切って汗だくになりながら頑張りましょう。

大体の目星をつけたら実際にカバンに入れてみて体重計を使って重量を測ってください。カバンをそのまま体重計に乗せるよりは、まず自分でカバンを持ってカバン込みの体重を測り、その後にカバン無しの自分だけの体重を引くと、より正確なカバンだけの重量がわかります。もし既定の重量をオーバーしたのであれば、飛行場で慌てないように自分で着替えを着たり、比較的重いものをポケットに入れるなどして重量を測るときのリハーサルをしてください。この辺は後述します。

機内持ち込みが出来ないもの

今回のように航空会社に預けるチェックインの荷物が無い場合、全ての荷物を機内持ち込みにするわけですが、その際に持ち込み出来ないものが色々とあります。簡単に言うと凶器になり得るようなものや爆発物になり得るものですね。100ml以上の液体(歯磨き粉もダメ)というのはよく知られていますが、それ以外にも意外とたくさんあるので気をつけましょう。飛行場で気がついても預ける荷物がない場合は家に郵送するか、その余裕がなければ捨てるか、セキュリティーチェックで見つかった場合は没収になります。僕は過去に規定値を1ミリ超えて全長が151mmだったモンキーレンチを没収されたことがあります。一緒に持っていた全長10cm程度の六角レンチは大丈夫でした。それと三脚を畳んだ状態でカバンに入れていたのですが、これが60cmを超えていました。結局バラバラに分解してカバンに入れたらOKとなりました。注意として下に簡単なリストを書いておきます。

  • 工具類(長さ15cm以下のスパナやレンチは可)
  • 缶スプレーや二つ以上のライター
  • 一定量以上の化粧品
  • 小さい十徳ナイフ(ツールナイフ)も含めた刃物
  • 三脚(畳んだ状態で60cm以下であれば可)
  • 武器になり得るスポーツ用品

これ以外にもたくさんありますので、詳しくは利用する航空会社のサイトをご覧になるか、問い合わせてください。一応国土交通省のサイトに問い合わせの多い品目の一覧がありましたので下にリンクを貼っておきます。

機内持ち込み、お預け手荷物における危険物の代表例

なるべくカバンの中身を身に着ける

先ほども少し書きましたが、ここからは少し裏技です。多分どの人もやっていることだと思うので僕だけのノウハウというわけでは無いのですが、カバンの重量を減らす方法があります。

それはなるべく身に着けること。人間の重量は測りませんので、着ているものやポケットの中身は不問です。ですので、着替えやガジェット類の重量物、小型の髭剃りとか、とにかく自分で着たり、重量物を着ている洋服のポケットに入れたりして、カバンの中身を減らしましょう。

僕は手荷物だけで行く場合はカーゴパンツを履いていきます。カーゴパンツは太腿のところに大きなポケットがありますから、そこに重量の重い物から順に入れていきます。もしコートなどの上着を着ているのであれば、そのポケットにも入れられるだけ入れます。Tシャツや下着なんかも全部着ます。

正直ちょっと面倒ですが、これを行き帰りでやるかやらないかでかなり料金が変わるので、節約したい人はおすすめです。

チェックインカウンター以外で荷物を測る場合がある

大抵の場合はチェックインカウンターで荷物の重量を測りますが、手荷物の重量に厳しいLCCは出国審査手前の出発ゲートや飛行機に乗る直前に重量を測る場合があります。エアアジアは出発ゲートで重量を測る時がありました。VIETJET AIRは実際に飛行機に乗り込む時に重量を測る場合があるそうなので、事前に自分の乗る飛行機がどこで手荷物の重量を測っているのか調べておいた方が慌てなくて済むでしょう。

まぁ、もし不意打ち検査で重量が超過しても、荷物を捨ててくるとか言ってトイレに行き、着替えなどを着てしまえばなんとかなると思います。余談ですが、僕はオーストラリアから日本に戻る時に確か大韓航空だったと思いますが、重量超過を指摘されて、かなりものを捨てたことがあります。超過料金より捨てたものの方が遥かに安かったんですよね。捨ててきたよと、チェックインカウンターに戻った時には係の女性はびっくりしていました。

最後に

LCCで手荷物だけで旅をすることについて書いてきましたが、実はLCCではなくて、普通のフルサービスのキャリアの方が条件として良い場合もあります。というのは、ほとんど同じような料金、または数千円足すだけで20kgまでの荷物を預けることが出来て、しかも食事が付いてくるからです。ですので、無理してLCCで探さなくても、少し足してもいいからフルサービスキャリアを選ぶという選択肢もあります。

手荷物だけで旅は出来ますが、20kgまでの荷物を持てるなら正直その方が楽です。7kgまでという制限はかなりタイトですので、上で書いたような工夫がある程度必要だと思います。家でパッキングしながら常に体重計を使って重量を測るのも面倒ですし、現地で何かお土産を買うにしても常に重量を考えてしまいます。500円のものを持ち帰るのに4000円の追加料金は払いたくないですよね。この辺は旅のスタイルと節約出来る金額を考えながら、ご自身で考えてみてください。それでは楽しい旅を!

Photo by FLOUFFY on Unsplash

コメント

タイトルとURLをコピーしました