個人がアリババで仕入れる方法

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個人がアリババ経由で中国の工場を探して商品を仕入れるにはどうしたらいいのだろう?と考えている人向けに自分の経験から具体的な工場の探し方を書いてみようと思います。

個人がアリババで仕入れる方法

経緯

まずは僕自身の工場を探すきっかけを話すと、オリジナルの自転車ウエアを作ろうと計画し、工場を探しました。日本でも作ってくれる業者はたくさんあるのですが、やはり高いです。ジャージ1着で七千円前後からになります。そうしますと売値が1万円を超えますので、もっと安く作る方法はないかと考えたわけです。

そこで本場のヨーロッパの工場を検索しメールしてみました。有名、無名、数社にメールしてみましたが返信は一つもありませんでした。やはりこちらがある程度大きな会社でしかも一回の取引で数百万円規模でないと興味がないのでしょう。

そこで第三国に目を向けました。まぁ、最初からそうなるだろうなとは予測していたのですが。本命は中国で、それ以外の国も探してみましたがインターネットで検索しても有望なところは出てこなかったです。

そこで中国で調べ始めました。具体的にはアリババで自転車アパレルを出品している業者を何社かピックアップしてメッセージを送り、当たりをつけて行きました。

いくつか業者を選出する

まずは自分の欲しい商品を検索し、商品の写真をよく見ます。そうすると大体のクオリティーがわかると思います。まずはどのくらいの技術力やセンスがあるのかを写真から見極める訳ですね。

自転車アパレルで言いますと、まず自分が欲しい商品の質と大体同じような商品を作っているところを探します。自転車のジャージには機能がありますので、そこをどう考えているのかということですね。この機能は年々進化していますので、それを追いかけているかどうかは、その会社が出品している商品の写真からわかる訳です。

僕の場合は、最先端の技術や流行りのデザインを踏まえつつ、安い値段を実現しているところを探しました。

業者に連絡してみる

目星をつけた業者にメッセージを投げてみます。メッセージは英語です。英語を心配する人もいると思いますが、相手の英語もそんなにいい英語でもないので、変に気後れする必要もないかなと思います。自分の中学英語でもいいですし、翻訳ソフトを使ってもいいと思います。

最初はMOQ(最低発注数量)や支払い方法、商品に対する質問等をすることによって業者の質を見極めていく感じです。その際にそちらの工場を実際に訪ねることは出来るのかと質問して下さい。きちんと工場やオフィスを構えてる会社は気軽に来社することを歓迎してくれると思います。

工場とやり取りしているつもりでも、実はトレーディングカンパニーと言って、商品を扱うだけで自分では工場を持っていない可能性もあります。トレーディングカンパニーが悪いわけではないですが、その分マージンも取りますので、出来れば工場と直接やり取りした方が融通が効きやすいですし、コストも安く抑えられると思います。

来社されることを拒むのであれば、何か理由があると思います。個人経営でオフィスと呼べるような場所が無いか、ビジネスがあまり成功していなくて、汚い場所で仕事をしているか、多分そんな感じだと思います。

質と言っても工場の質だけでなく、対応してくれているカスタマーサービスの質というのもあります。やる気はあるか、知識はあるか、みたいなところですね。実際にやり取りすると全くやる気を感じないカスタマーサービスもいますし、知識がないカスタマーサービスもいます。担当のカスタマーサービスの質で同じ工場でも取引の印象が大きく変わります。

相手の英語が良くないと、コミュニケーションも取りづらくなるのでその辺も要チェックですね。工場自体の質もそうですが、真摯に対応してくれるカスタマーサービスを見つけるというのも大事な要素です。

アリババというと詐欺が横行していたりで、あまりいい印象を持っていない人も多いかもしれませんが、実際にやり取りしてみるとかなりまともで一生懸命働いている人もたくさんいる印象です。いろいろな人や業者がアリババを利用しているということですね。

サンプルを発注してみる

業者とやり取りして、OEMの商品なら試しにサンプルを取り寄せてみましょう。事前にサンプルの写真を送ってもらえば大きな間違いに気づくことが出来ます。ただ、写真だと色味が完全にはわかりませんので、どこかで諦めて実際にサンプルを送ってもらい、自分の目で見る必要はあります。

オリジナル商品の場合は、サンプルを実際に見て、もし直して欲しい場所があれば直してもらい、もう一度サンプルを作ってもらいましょう。実際に形にして、これと全く同じものを作ってくれ、という状態まで持って行った方がいいです。

なんとなくの申し合わせでまとまった量を本発注すると想像と違うものが出来てくる可能性が高いです。カスタマーサービスは実際には通訳者という感じで、何も責任を追っていない場合がありますので、「こうしてって言ったじゃない!」と言っても実際には出来ていない場合があります。必ず具体的なサンプルという形にしてから本発注をかけるようにして下さい。

僕の場合はODM(オリジナル商品)でしたので、テンプレートのモデルから色や仕様をいくつか変更してもらってオリジナル商品を作ってもらいました。自転車アパレルの場合は卸値の倍の値段でサンプルを作ってくれました。3千円の卸値なら6千円ということです。ペイパルで支払いました。

実際に本発注をかけることを決めたら、このサンプルを使って写真を撮ったりして実際に販売するための準備が出来ます。

工場を訪ねてみる

僕はこの段階で中国の工場を訪ねました。やはり一度見ておいた方がお金も安心して払えます。実際に訪ねてみると思っていたより立派な会社で驚きました。R&D部門もあって、そこの社員と一緒にサンプルのジャージを着て自転車に乗りました。毎晩食事をご馳走になって、昔の日本の会社の接待を思い出しました。やはり実際に訪ねて、自分がやり取りしている人達と会うと全く印象が変わります。

MOQで発注してみる

納得出来ればMOQで実際に発注してみましょう。僕の場合は中国の佐川急便系の会社を使って段ボール箱に入って商品が届きました。

最後に

ざっくりとこんな感じでアリババ経由で中国の工場とオリジナル商品を作り、仕入れをしました。実際には相当長い期間がかかっています。大体、どの商品にしても同じようなプロセスになるかと思いますので、自分の商品に当てはめて下さい。

あとは実際に販売してみて、上手くいくようなら取引量を増やして行ったらいいと思います。

以前別記事で実際に中国の工場を訪ねた時のことを書きましたので、興味ある人は読んでみてください。

アリババで見つけた工場を実際に訪ねてみた




Photo by Loren Klein on Reshot

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