【見守り】Apple Watch(アップルウォッチ)は迷子老人を探せるか【レビュー】

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インプレ
この記事は約29分で読めます。

認知症の母親の見守り(迷子時の追跡)のために、Apple Watch(アップルウォッチ)を導入しました。1年ほど使ってみて、どんな感じかをレビューしようと思います。

まず答えを先に言うと、Apple Watchを導入することで常に居場所を確認出来るので、行方不明になってしまうリスクをかなり減らせますし、いなくなってもすぐに探せるので安心も出来ます。

Apple WatchとiPhoneを手に入れ、auと契約してApple Watchでモバイル通信が出来るようになれば、バッチリ使えるようになります。

これでいつでもiPhoneでWatchの現在位置が分かりますし、通話も出来ます。

Apple Watchと併用して同じAppleのAirTagも使っているので、最後にAirTagとも比較してみようと思います。

それではレビューします。

Apple Watchってこんなやつ

まずはApple Watchがどんな外観で、どんなものなのか。アマゾンのApple公式ページのリンクを貼っておきますので、よく知らない人は見てみてください。

Apple Watchは迷子探しに使える

どんな風に迷子探しをしたり、見守りができるのでしょうか。

「探す」アプリに居場所を表示

iPhoneやiPad、macに「探す」アプリが標準でインストールされています。このアプリを使うことでApple Watchの場所がわかります。

デバイスの現在位置を探すアプリで表示
各デバイスの位置を”探す”アプリで表示

こんな感じで地図上にアイコンが表示されます。

ちなみに左のアイコンがApple Watchで、右の青い点が自分の現在地、その上がiPhoneです。

本来は、自分のApple製品を探すためのアプリでした。

それが最近では自分以外の家族のApple製品や、友人のApple製品の位置もわかりようになっています。

この機能を使って、老人や子供の居場所を見つけるわけです。

実際に見守りしたい相手や迷子を探すときは、iPhoneやiPad、macに標準でインストールされている”探す”アプリを開き、地図上で居場所を探します。

これだけです。

本人と通話も出来る

Apple Watchは、本人と通話も出来ます。

通話は音声通話だけです。Apple Watchにはカメラは無いのでビデオ通話は出来ません。

通常の携帯電話の回線でも通話が出来ますし、FaceTimeという通話アプリを使っても通話が出来ます。

迷子になったときや何をしているのか知りたいときは、位置情報だけでなく、やはり本人と話が出来た方が良いですよね。

いつでも話が出来るので、ショッピングモールでちょっと目を離したすきにいなくなっても安心出来ます。

nobu
nobu

もしもし、そこから動かないで。いま探しに行くから。

振動と自動着信が超絶便利

今まで外出時には、うちの母親との連絡用にアンドロイドのスマホをズボンのポケットに入れていました。

しかし常に重いと文句を言いますし、ポケットから落ちて失くしてしまう心配もありました。

実際に居場所を確かめようとスマホに電話しても、たいてい呼び出しに気がつかないですし、気がついても操作がわからず通話出来ない場合も。

それがApple Watchですと、呼び出し音と共に時計が振動して着信を知らせます。手首で時計が振動するので、気が付かないことはないです。

すると条件反射的に

mother
mother

なんでブルブルしているの?

と必ず時計を見ます。

時計を見るとすぐに自動着信して僕の声が聞こえてきますので、自然と会話に入れます。

nobu
nobu

時計が振動するから気がつかないことはないし、振動すれば自然と時計を見るし、自動着信するから通話も出来る。

最近のアップデートで自動着信するようになりました。それまでは通話するのにボタンを押したり、スライドさせなければなりませんでした。

自動着信に設定しておくと、携帯電話回線でもFaceTimeでも自動的に着信してくれるので、特に操作を必要としません。

これは控えめ言って、認知症の老人にとっては相当画期的なことです。

意外と自動着信が出来る通話システムはないので、Apple Watchは貴重な選択肢です。

位置情報の更新頻度は3分に1回ほど

居場所を確認したり、迷子を探す時には、位置情報の更新頻度は重要です。

Apple Watchの位置情報の更新頻度は大体3分に1回くらい。

Apple Watchがモバイル回線をキャッチ出来る場所であれば、どこでも3分に1回くらいの頻度で位置情報を更新してくれます。

Google Mapの現在位置のようにリアルタイム更新であれば最高なのですが、そこまでするとバッテリーの消耗が激しいのかもしれません。まぁ、3分に1回でも十分です。

位置情報はwifi

探すアプリでの位置情報は、付近のwifiを使っています。

GPSも使っていると最初は思っていたのですが、散々検証した結果、GPSは使っていません。

Appleのサポートとも何度も話し合ったのですが、サポートも”探す”アプリ上の位置情報を、Apple Watchがどうやって取得しているのかわかっていませんでした。

独自の検証の結果、位置情報は付近のwifiをキャッチすることで、そのwifiを飛ばしている場所がアプリ上に表示されています。

ですので、実際は道路の上にいても、付近の家の中にいるように表示されます。

通知が受け取れる

探す”アプリで見守りをしている相手が、家から外出したり、学校などに到着したりしたときに通知を受け取ることが出来ます。

うちの場合だと、母親がひとりで外出した時に通知を受け取ることが出来ます。これで定期的に”探す”アプリを見なくて良くなります。

AirTagで見守りしているときは、こういう通知は受け取れませんでした。ここもApple WatchとAirTagの違いとも言えるでしょう。

詳しくはAppleの公式サイトで解説されていますので、興味のある人は見てみてください。

「探す」で友達を探す/位置情報を共有する

何が必要で、どんな契約をする必要があるのか

それでは、Apple Watchを使って誰かの見守りをしたい場合、何を用意して、どんな契約を結んだら良いのでしょうか。

Apple Watchを買うだけではダメ

まず必要なのはApple Watchのセルラーモデル、iPhone、それにApple Watchに対する携帯電話会社との契約です。二つのデバイスに一つの契約ですね。

  • Apple Watchのセルラーモデル。
  • iPhone。
  • 携帯電話会社との契約(auのウォッチナンバー)

Apple Watchには、老人や子供を見守るために使うファミリー共有設定というのがあります。

この設定を使って、Apple Watchを独自の見守りデバイスとして使うわけです。

ファミリー共有設定にすると、”見守りに必要な機能”が使えるようになります。

例えば独自の電話番号をApple Watchに付与出来たり、Apple Watchが使えるアプリや通知を制限したりです。

このファミリー共有設定に対応している携帯電話契約は、auが出しているウォッチナンバーだけ。他の通信事業者では出していませんので、悩む必要はありません。

Apple Watch

まずApple Watchはシリーズ4以降が必須です。そうでないと、auのウォッチナンバーが使えません。

シリーズ4以降であればOKなので、中古でも構いません。

次にApple Watchには、GPSモデルGPS+セルラーモデルという2種類があります。

  • GPSモデル
  • GPS+セルラーモデル

今回はApple Watchに携帯電話としての機能、すなわちモバイルデータ通信が出来る機能が必要なので、セルラー(cellular)モデルを選びます。ちなみにセルラーとは「携帯電話」のことです。

なぜセルラーモデルが必要かというと、Apple Watch単独でモバイル通信をして、位置情報を送信する必要があるから。

Apple Watchはwifiを使って自分の位置を特定しますが、その情報をすぐにインターネット上に送信する必要があります。

そうでないとApple Watchの位置が、離れた場所にいるiPhoneでわからないからです。

nobu
nobu

セルラーモデルなら、自力で位置情報を送信出来るのだ!

Apple Watchはシリーズ4以降のGPS+セルラーモデルが必須

iPhone

Apple Watchは、元々iPhoneを補助するアイテムとして存在しているので、常にペアになるiPhoneが必要です。Apple Watchは、iPhoneがある前提で存在しているわけです。

ファミリー共有設定にすることでiPhoneとの結びつきは弱くなりますが、それでもiPhoneなしでは設定が出来ません。

もちろんiPhoneは中古でも良いですが、Apple Watchを使うためには最新バージョンのiOSを搭載したiPhone 6s以降が必要ですので、新規に購入する場合は気をつけましょう。

iPhone 6s以降が必須

携帯電話会社との契約

プランはauのウォッチナンバー一択です。月額385円(税込)と安いので、特に文句はないでしょう。

ウォッチナンバープランについてのauの公式ページ

Apple Watchのセルラー契約は他にもあるのですが、ファミリー共有設定で使うにはauのウォッチナンバー一択になります。

ドコモやソフトバンクなどのApple Watchのセルラー契約は、ファミリー共有設定ではなく、Apple Watchを自分で使うための契約なので気をつけてください。

ファミリー共有でないと、iPhoneと同じ携帯電話番号がそのままApple Watchに付与されたり、iPhoneの通知がそのままApple Watchに表示されたりします。

auのウォッチナンバーを契約するとApple WatchにSIM設定をするので、ペアになるiPhoneにはどんなSIMが刺さっていてもOK。もちろん格安SIMでも大丈夫です。

テザリングでもいける:

Apple WatchのためにiPhoneを中古で買ったけど、そのiPhoneで新規に携帯電話の契約をするのは嫌な場合があると思います。その分費用がかかりますからね。

その場合は、自分の使っている携帯とiPhoneをテザリングすることで、iPhoneにSIMを刺さなくてもApple Watchが使えます。

テザリング(tethering)とは:もともとはモノや人を”つなぐ”という意味。この場合で言えば、モバイルデータ通信が出来る他の携帯電話と、iPhoneをwifiでつなぐこと。こうすることでデータ通信が出来ないiPhoneでも、データ通信が出来るようなります。

ちなみに僕は格安SIMで使っているアンドロイド携帯と、iPhoneをテザリングして使っています。ということは、SIMの刺さっていないiPhoneでApple Watchとペアリングして使っているわけですね。

ということは、常に携帯電話を2台持ち歩いているということです。

本当ならSIMカードをiPhoneに挿したほうが楽なのですが、アンドロイド携帯に愛着があるので2台持って歩いています。

文字盤が楽しい

これは本来の「迷子を探す」という目的からは外れますが、認知症の母親は意外とApple Watchを楽しんでいます。

それは文字盤が色々と変えられて、見ていると楽しいから。

キャラクターが次々に表情を変えたり、ミッキーマウスが足で秒を刻んでいるのが面白いみたいです。

足で秒を刻んでいるのが面白いみたい。

認知症で記憶力がほぼ出来ないので、”いまを生きる”状態。なので飽きることはありません。文字盤を見るたびに毎回驚いて、楽しんでいます。

ただ、この文字盤の欠点は何時だかよくわからないところ(笑)。

ついでに時計で電話が出来ることにも毎回驚いています。まぁ、昭和初期生まれからすると、完全に夢物語ですからね。

アマゾンのアップル公式ページを貼っておきます。たくさん文字盤の写真もあるので、参考にしてみてください。

ソロループを使えば脱着も簡単

Apple Watchにはオプションでいろいろなバンドがあるのですが、その中でソロループというバンドがあります。

これはちょうど輪ゴムに手を入れるような感じで、時計を装着出来ます。

脱着が楽なソロループ的バンド

うちの母親の場合、穴の空いている普通の時計のバンドだと、きちんと装着出来ません。

穴に針を入れて時計を装着するだけでも結構苦労しますし、装着出来ても大抵はゆるゆるで、クルクル時計が回ってしまいます。

その点、ソロループは手をスルッと入れるだけなので、時計の脱着がとても簡単。

その代わり、バンドを買うときのサイズ選びが少々面倒。ピッタリのサイズを選ぶ必要があります。

Apple Watchには自動ロック機能やパスコード入力、心拍数計測など、普通の時計には無い機能があります。

これらの機能は、時計が腕に密着している状態で機能するように設計されています。

こういう機能を使いたい場合、きちんと腕に装着出来ているかが大事。そういう意味でもソロループはとても有効。

純正だとソロループは約5千円のものと1万円のもの、2種類あります。

汗をかいても不快でないということから、高い方のソロフープが良かったのですが、ベルト一本で約1万円とかなり高級なので、中国の業者がアマゾンで販売している2千円ほどのものを手に入れました。

これが僕が手に入れたバンド。

多少緩くなることを予測して少々キツめを買ったのですが、案の定、微妙に緩くなってきています。

それにしばらく使っていたら、時計との継ぎ目の部分がバチンと切れてしまいました。

やはり高くても純正品の方が長持ちしそうです。

デメリット

Apple Watchにはデメリットもあります。いくつか気になる部分を挙げてみましょう。

1日に1回はバッテリーの充電が必要

Apple Watchはすぐにバッテリーが無くなります。

時計としてのサイズや重さを考えると、十分な容量のバッテリーが搭載出来なかった感じ。

時計をファミリー共有して普通に使用した場合、Appleは14時間稼働出来ると発表しています。

老人が使用した場合、ただ手につけているだけでたまに時刻を確認するくらいでしょうから、もう少しバッテリーは持つかなと思います。

それでも”あれ?もうバッテリー無いの?”と思うほどにすぐなくなる印象。

nobu
nobu

もうバッテリーが1/3しかないよ。どういうこと?

ということで、最低でも1日1回は充電しないとなりません。

もし夜中に出かけてしまう可能性があるなら、1日2回充電しておくと安心です。うちは万が一夜中に出かけても良いように、朝と夜、2回充電しています。

充電時間は0%から85%が1.5時間100%までが2.5時間なので比較的短時間

充電方法は、時計の裏に磁石で充電器を貼り付けるだけ。ライトニングケーブルを差し込むより簡単。

充電装置をスタンドに取り付けたところ。丸い白いところがバッテリー充電部分。ここにWatchを乗せると充電開始。

本人がこれを毎日充電出来るなら良いですが、もし自分で充電が出来ないなら、別の誰かが充電する必要があります。

位置情報にGPSを使っていない

先ほども書きましたが、探すアプリの位置情報にGPSを使っていません。

せっかくGPSを搭載したスマートウォッチなのに、なんとも歯痒い。GPSはジョギングなどのトレーニング時にApple Watchのアプリ内で使っている感じです。

”探す”アプリで表示される位置情報は、キャッチしたwifiの位置がアプリ上に表示されます。

wifiがない山の中や大きな公園だと、”携帯電話の基地局を中心とした半径2km以内”のような表示になるので、役に立たなくなります。

モバイル通信が出来ない場所では使えない

wifiがない場所では使えないと関連しますが、セルラー版Apple Watchは携帯電話と同じようにモバイル通信をして位置情報を送信するので、携帯の電波が届かない山奥や海上では位置がわかりません。

ということは、携帯の電波が届かない山の中に住んでいる人にApple Watchをつけても、位置がわからないということ。

以前母親と行ったカフェが山の中にあって、まさに携帯の電波が届かない場所でした。

こういう場所で行方不明になると、いくらApple Watchをつけていても居場所はわからないので細心の注意が必要です。

コストがそこそこ高い

Apple Watchだけでもそこそこ高い買い物ですが、Apple WatchとペアにするためのiPhoneも必要です。

すでにiPhoneを持っている場合は問題ないですが、無ければiPhoneも手に入れる必要があります。

新品でiPhoneを買うと廉価版のSEでも62,800円から。中古だと35,000円くらいからでしょうか。

このように、中古で買うにしてもApple Watchだけで3万円くらい。さらにペアになるiPhoneも買うとなると、合計で6万5千円ほど。

少々高い気もします。

Apple製品以外にも見守りの選択肢はありますが、手首に装着出来る手軽さや、製品のクオリティー、時計やスマホとしての価値を考えると、僕は悪くない選択だと思っています。

通常、老人介護や見守りのための専用品よりも、アップル製品のような一般的な製品を流用した方が良いものが安く使えます。

行方不明になるかもしれないという不安からの解放や、実際に行方不明になった時の手間を比較しても、それほど高額な投資とも言えないと僕は思っています。

それにApple製品であれば、そこそこの値段で売ることも出来るので、仮に使わなくなっても、売ればある程度の現金は返ってきます。

それでもどうしても高く感じるなら、AirTagという選択肢もあります。

【迷子】認知症の老人探しにAirTagは使えるのか【徘徊】

Apple Watchのどのモデルが良いのか

新品でApple Watchを購入しようと思っても、色々種類があるので悩ましい。軽く調べると廉価版のSEというモデルが安くて良さそう。

安いSEで良い気がしますが、本当にそれでいいのでしょうか?

いま現在、新品で買えるApple Watchは、大きく分けて3種類。

  • シリーズ3
  • SE
  • シリーズ7

それぞれに画面のサイズが大小と二つあるので、合計で6種類になります。あとは時計本体のケース素材の違いで選択肢があります。

結論としては、特に本人から要望がなければ最軽量のアルミケースで、サイズは小さい方で良いと思います。毎日身につけるものなので、小さくて軽いものが良いです。

先程のウォッチナンバープランに対応しているのはApple Watchシリーズ4以上なので、シリーズ3は考慮から外します。

さて、残りはシリーズ7SE

SEはシリーズ6から機能を省いた廉価版。省かれた機能は”文字盤の常時点灯”、”血中酸素濃度測定”、”心電図アプリ”の3つ。

SEにない機能
  • 文字盤の常時点灯
  • 血中酸素濃度測定
  • 心電図アプリ

それぞれの機能を吟味した結果、うちの場合は特に必要を感じず、結局SEを選びました。

吟味した内容は長くなるので別記事にしています。興味があれば読んでみてください。

【迷子・見守り】Apple Watch SEで十分なのかを考える

もう一度、アマゾンのアップル公式ページを貼っておきます。実際に販売しているページで確認してみてください。

FaceTimeでApple WatchとiPadが同時に鳴ってしまう場合の対処法

Apple Watchで使っているAppleIDで、他のデバイス(iPadなど)を設定して使っている場合、FaceTimeで呼び出すと全てのデバイスが同時に着信してしまいます。

うちの場合、母親のAppleIDでApple WatchとiPadの二つを設定していて、FaceTimeで呼び出すと二つ同時になってしまいます。

さらに自動着信に設定している場合は、ちょっと厄介な問題に。

Apple WatchiPadか、呼び出すデバイスを選ぶことが出来ないものか。

試行錯誤した結果、ちょっとしたワザを発見したのでシェアします。

別記事に書いたので、興味あれば読んでみてください。

FaceTimeでApple WatchとiPadが同時に鳴ってしまう

AirTagとの比較

Apple Watchを導入するまでは、同じくApple製品のAirTagを使っていたので比較してみます。

AirTagとは、カバンやカギにつけておくことで、失くした時に探せるというモノ。500円玉ほどのサイズで、一つ4,587円と比較的安いので導入しやすいです。

これをカギなどのモノではなく、人間につけておけば迷子になった時に探せます。位置情報はApple Watchと同じく”探す”アプリで確認します。

それではApple Watchと比較をしていきます。

最大の違いは位置情報の更新頻度

最大の違いは、位置情報の更新頻度です。

Apple Watchは付近のwifiを使って位置を特定し、自分でモバイル通信して位置情報をネットに送信出来ます。

一方、AirTagBluetooth信号を出すだけで、自分で自分の位置もわからないですし、独自にモバイル通信する機能もありません。

AirTagはBluetoothで付近(15m以内くらい)のiPhoneと通信し、そのiPhone経由で自分の現在位置をネットワークに送信します。そのiPhoneの現在位置が、AirTagのおおよその現在位置ということになります。

もっと簡単に言うと、AirTagは位置情報取得のために、たまたまそこにある他人のiPhoneを勝手に使わせてもらうわけです。

ということは、位置情報の取得が他人任せになってしまいます。どのくらいiPhoneなどのApple製品が付近にあるかによるわけです。

nobu
nobu

Apple Watchは自力でなんとかする頼もしいやつだけど、AirTagは他力本願。

母親がAirTagだけ付けて近所の住宅街を散歩することがありますが、情報の更新は5分の時もあれば15分くらい更新しない時もあります。

もちろんAirTagでも迷子を探すことは出来ますが、Apple Watchほどは頻繁に更新してくれないので、探し出すのに少し時間がかかるかもしれません。

位置情報はAirTagに軍配

比較してみると、位置情報の精度はAirTagの方が高い印象です。

Apple Watchは付近のwifiを使っていますが、AirTagは付近のiPhoneの位置情報を使っているので、そこが精度の違いとなって現れているようです。

この精度の差は、探し出す時間に関わってきます。

例えば更新時間を”今現在”で比較した場合、AirTagならすぐに見つけることが出来るが、Apple Watchだと付近を5分、10分探して歩かないとならない、といったような感じ。

位置情報の精度を求めるなら、AirTagを使った方が良さそうです。

Apple Watchは一日1-2回充電、AirTagは1年持つ

AirTagは普通のボタン電池を使っていて、しかも1年ほど持つと言われています。

毎日充電しなければならないApple Watchとは雲泥の差。

対象者が充電作業が苦ではない子供であれば問題ありませんが、見守り相手が老人、特に認知症の老人の場合、バッテリーは考慮すべき大きな要素。

うちの母親の場合、自分でApple Watchを充電することは出来ません。充電の仕方も意味も必要性も理解出来ないから。

ウェッブカメラ越しにリモートで充電してもらうことは出来るかもしれませんが、相当時間がかかって大変な仕事。これを毎日やるのは無理です。

nobu
nobu

たかが充電。されど充電。

その点AirTagは1年間は電池が持ちますので、1年に1回、必要な時に出向いて電池を交換するだけ。電池の残量は”探す”アプリで確認出来ます。

とりあえず、大きな違いは上記の3点。導入コストも結構違うので一長一短です。

AirTagについては詳細な記事を書きましたので、興味のある方は読んでみてください。

【迷子】認知症の老人探しにAirTagは使えるのか【徘徊】

ウォッチナンバー契約・設定時のトラブル

auショップでウォッチナンバーを申し込み、Apple Watchの設定は自分でしたのですが、この時にトラブルが発生し、結局設定が出来ませんでした。

ウォッチアプリを使ってApple WatchとiPhoneをペアリングし、モバイル通信設定に入るのですが、なんと、ここから先に進めなくなってしまいました。

ネットで調べると、解決法は”携帯電話ショップでeSIMを再発行する”こと。

再び店に出向き、eSIMを再発行してもらい、無事解決出来ました。

詳細は別記事にしたので、もしauのウォッチナンバーを契約するのであれば、事前に読んでおいた方が良いです。

【eSIM再発行】au ウォッチナンバー設定時のトラブル

これが一番大きなトラブルだったのですが、これ以外にも二つあって結局合計で3回ショップに行かなければなりませんでした。

一番最初は自分だけで店に出向き、母親の名義、母親のクレジットカードを使って契約するつもりでした。もちろん母親の身分証明書も持参しました。

しかし結局はApple Watchの契約者本人が来店するか、委任状が必要だということ。

こういうことにならないようにウェッブサイトを隅々まで読んで行ったのですが、無駄になってしまいました。

後日母親を連れて再び出向いたのですが、契約する段階で本人の直筆サインが必要だということで事情を説明して母親に頼んだところ、「いかなる契約も結ばない!」と拒否されてしまいました。

nobu
nobu

なんだよ、どうでもいい保険は簡単に契約するくせに、、、

認知症の母親には内容を理解することが出来ず、”契約”という言葉に恐怖を感じたのだと思います。

結局僕の名前で契約し、僕のクレジットカードで月々の支払いをすることになりました。

こうなるのであれば、最初からそうしたらよかったですね。

以上参考にしてもらって、一回の来店で無事契約、モバイル通信開通確認まで出来れば無駄な時間を使わなくて済むので参考にしてください。

「デバイス」と「人」では更新タイミングにズレがある

探す”アプリでは、家族や友人など”人”、iPhoneやApple Watchなどの”デバイス”、AirTagや対応している他社製品を”アイテム”と、3つのカテゴリーから選んで位置情報を表示出来ます。

”探す”アプリの対象選択メニュー
アプリ画面の一番下にある探す対象を選ぶメニュー。言語設定が日本語なら日本語で表記

Apple Watchの場合、「人を探す」「デバイスを探す」の両方で居場所を確認出来ます。

しかしなぜか、更新タイミングにズレがあります。

最初は「人を探す」の方が顔写真が表示されて面白かったので、こっちで現在位置を確認していました。

人の場合、使っている顔写真が出てくる
AppleIDにリンクされている顔写真が出てくるので面白い

しかし位置情報の更新にズレがあるとわかってから、両方で確認するようになりました。

本気で迷子を探したり、人の居場所を追跡する場合は両方を比べてみて、より新しい情報で確認した方が良いです。

まとめ

Apple Watchは実際に迷子探しや見守りに使えます。

導入時のコストが少々高いですが、追跡だけでなく、他にも機能が盛り沢山なので、割高だとは思わないでしょう。

しかしながらどちらか一つだけなら、僕ならAirTagを選びます。コストが安いですし、位置情報の精度も高い。バッテリーも毎日充電せずに済みますしね。

Apple Watchは位置情報の精度が悪いながらも、”更新頻度が頻繁”なこと、”通話が出来る”こと、”不意の外出でも通知を受け取れる”ことが、AirTagにはないメリットです。

ただ通話機能に関しては、相手が話をしてもあまり意味がないほど認知症が進んでいるなら、あまり意味のない機能かもしれません。

ただ単に、”これから迎えに行くから”と知らせることで、安心させるだけの役割な可能性もあります。

参考にしてみてください。

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