ハリオのご飯釜を6年使ったので、実際どうなのかを書いてみようと思います。
今のところ割れたり壊れたりという問題は一切なく、いまだにおいしくご飯が炊けています。
この土鍋でご飯を炊くと、ふっくらと美味しいご飯が炊けますので、おかずが要らないくらい。
コツはピーと鳴り始まる20秒くらい前に火を止めること。そうすることでご飯のこびりつきを防ぎます。
ピーとなり始める時間は真夏と真冬で1分くらい変わりますので、その辺も考慮した方がいいです。
炊き上がったあとは、必ずご飯は土鍋から別の器に移しましょう。そうすることで過度に加熱されて、ご飯から水分が抜けてしまうことを防ぎます。
少々コツが要りますがそこが可愛いところ。面倒なことを面白がれる趣味人に最高のアイテムです。
全体の印象は大変良い
買ったのは一合炊きのこれです。ご飯炊く時には必ず使っています。
他の方も書いてますけど、いつも炊き上がりが楽しみなくらいに、このハリオで炊いたご飯は美味しい。
外食などで外でご飯を食べる時もありますけど、このハリオで炊いたご飯よりうまいなと思うことはまず無いので、他と比べてもいい線行っていると思います。
では世界一うまいか、と聞かれるとそれはわかりませんけど、手軽に買えて家で気軽に炊けてこれだけ美味しいので最高です。
ズシっと重いのもいい感じ。大体フライパンでも鍋でも、熱がよく回るものは重いですからね。
この重い土鍋のおかげで熱が均一に巡り、火加減を気にせずに強火だけでご飯が炊けるようです。
耐熱性の高い萬古焼で作られているからこそ強火で炊ける、ということもあると思います。
ご飯を炊く手順
ご飯を炊く時の手順を書くと、
こんな感じです。
一番難しいのは、どのタイミングで火を止めるか。それは下で詳しく書いています。
ご飯がこびり付く問題とその原因
アマゾンでレビューを読むと、炊いた後にご飯が底にこびり付くというのがあります。人によっては、それで使うのを諦めたりするらしい。
僕の場合はどうかと言うと、確かに最初のうちはそうでした。
確かに大量にご飯が底にこびりついてご飯がもったいないですし、綺麗にするのも大変。
説明書通りにピーッと蓋の笛が鳴いた段階で火を止めると、底に大量にご飯がこびり付きますので、多分その時は時すでに遅し。火にかけ過ぎです。
こびり付くということはお焦げが出来る手前ということで熱し過ぎなのかな、と思いました。
あと、米を炊く前に水に浸していないと、こびり付くことがあるようです。僕も大体20分から30分ほどは水に浸けて水を吸わせています。その方がご飯もふっくらして美味しいし。
こびり付きを解決するには少し早めに火を消す
タイマーで時間を測り、ピーッと鳴り始める少し手前で火を消すと、底にこびり付かずに上手く炊けるようになりました。ご飯も美味しい。
この土鍋は熱を保持する力が半端ないので、火を止めてもお湯の温度は上昇し続けます。
メーカーも火にかけている時間が長いと底にこびり付きやすいと言っているので、僕の方法は合っていると思います。
もう少しピーッと笛が鳴る時間を早く出来ればいいんでしょうけど、蒸気の圧力が上がらないと笛も鳴らないので、技術的に難しいところなのでしょう。
火にかける時間は気温で変わるので、夏は6分、夏以外は7分にタイマーをセットして、タイマーが鳴ったらガラスの蓋越しに中の様子を見ます。
中の水がグツグツと沸騰し始めたら、もう火を止めます。ピーっと笛が鳴り始める15秒から20秒くらい手前で火を止める感じですね。
火を止めてから、15秒から20秒くらいでピーと鳴き始めれば正解です。
この辺の加減は経験を積んでください。
シンプルなので耐久性抜群、分解掃除もOK
6年の間に週に3回くらい、通算1000回くらい使って今のところ不具合はないです。
シンプルな土鍋ですので土鍋にヒビが入るとか、ガラスの蓋が割れるとかということがない限りは当分使えそう。
ガラスの蓋についているゴムの取手は分解して洗えるので、掃除も楽でいいです。
まだまだ使えそうですが、もしまた別に炊飯器が必要になったら、またこれを買うでしょうね。そのくらい気に入っています。
アナログな良さ
全自動の炊飯器とは違って、多少人間が手間をかける必要がありますが、それもまた楽しい。
男のこだわりアイテムとしてもいい感じだと思います。ただ美味しいご飯が食べたいだけの人も、一度手順を覚えてしまえば、それほど手間ということもないので大丈夫。
僕が買ったやつのリンクを貼っときます。
コメント