コミネ スーパーフィット プロテクト メッシュ ジーンズ 07-739 WJ-739Sのレビュー

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2年前に購入して2シーズン使いました。メッシュジーンズなので真夏しか使いませんので、使用回数としては30回くらいでしょうか。僕はブラジルのジーンズを売っていたことがあるので、ジーンズは少し詳しいです。以前はブラジルまで買い付けに行っていました。そんな目線でレビューしてみます。

コミネ ジーンズ スーパーフィット プロテクト メッシュ 07-739 WJ-739Sのレビュー

総評

以前レビューしたPK-718IIのメッシュバージョンですね。PK-718IIとの違いは所々にメッシュが使われていて通気性が上がっていることと、ケブラーの補強が裏地に無い事です。この記事の一番下に以前書いたPK-718IIのレビュー記事を貼っておきます。

さて、全体の感想ですが、PK-718IIと基本同じなので以前の感想と被りますが、結構いいです。タイトフィットなのですが、ヒザ上と腰の部分のシャーリングが十分に効いていて履き心地がいいです。バイクに乗っていても、どこかが突っ張るということがないです。

肝心の涼しいのかどうか、というところですが、全部メッシュのパンツに比べるとやはり通気性では劣るかもしれません。太腿とふくらはぎの部分はメッシュですが、お尻から腰回りは普通のデニム生地です。足や太腿部分はメッシュ生地が多いので、涼しさだけでいうとショートパンツに近い感じかもしれませんね。

バイクで走っている時は普通のデニムでも比較的空気を通すと思うのですが、暑いのは渋滞の時とか休憩の時ですよね。メッシュですと、そういう時に普通のデニムと比べると空気を逃してくれる感じがします。

涼しさだけでいうとフルメッシュのパンツの方がいいでしょうが、ファッション的にメッシュの質感が嫌いな人にはデニムの質感を残しつつ、一部分にメッシュを使って普通のジーンズより涼しくしているのがこのジーンズのいいところですね。

買った当初はもう少しタイトフィットだったと思いますが、もう結構履いているので多少緩くなってきたかもしれません。いつもは吸湿速乾素材のインナーをこのジーンズの下に履きますし、緩さ加減はこのくらいでちょうどいいです。ちなみに写真は下に何も履いていません。

履き心地がいい理由

まず使われているデニムがストレッチ素材です。コミネの旧製品は物凄いストレッチ素材で、しかもかなり生地が薄かったのでジーンズ全体が締まりのないダラっとした感じでしたが、この製品はそこまでのストレッチではなく、生地も普通のジーンズと同じくらいの厚みがあるのでしっかりしています。

さらに腰とヒザ上にシャーリングが入っていて柔軟性が高いです。ここにシャーリングが入っているとバイクに乗った時にかなり伸びるのでタイトフットな割に窮屈な感じが全くないです。

腰のシャーリング
ヒザ上のシャーリング

デニム生地

デニム生地の質感もいいです。普通のジーンズと変わらないですね。軽く色落ちさせるユーズド加工もされているのでいい感じです。僕は色落ちしたブルージーンズが好きなのですが、今回はメッシュ生地の色で選びました。メッシュ生地がブルーか黒かって感じで、黒のメッシュ生地の方が良く見えたので、それに合わせて今回はブラックジーンズにしてみました。

メッシュ生地

写真のように向こうが透けて見える感じなので、確実に空気は入ってくると思います。このジーンズのメッシュ生地の色は真っ黒です。

裏側からメッシュ生地を見たところ

ジッパー

股上のジッパーはYKKを使っているので壊れることは少ないでしょう。左右のポケットの下にジッパー付きのポケットがありますけど、そのジッパーもYKKです。ヒザ横のプロテクター用のジッパーはYKKではないようです。

プロテクター

プロテクターですが、ヒザ用のCEレベル2のソフトプロテクターSK-810が標準で付いてきます。プロテクターの位置はベロクロで3段階に調節出来ます。ハードプロテクターの方が防御力は高いと思いますけど、ジーンズですので防御力よりは履き心地を優先させたのだと思います。僕は適当にその辺で見つけたハードプロテクターと交換しています。

標準でついてくるSK-810

下の写真がニープロテクター用のポケットを裏から見たところです。ポケットの下の方にプロテクターの位置調整用のベロクロが二ヶ所あるのがわかります。

下の方にプロテクターの位置調整用のベロクロが二つあるのが見える。

ヒザの外脇にはジッパーがあってそこからプロテクターを出し入れしますので、内部に出し入れする口があるタイプと比べるとプロテクターを交換するのは楽ですね。

ただ、出先で街歩きする時に邪魔だからヒザのプロテクターを外すというのは意外と大変ですので出来ないでしょう。ジッパーの長さが長くないので、実際にはジーンズを脱いでからプロテクターを手でグッと小さくして工夫しながらグリグリ出し入れする感じです。

ヒザのプロテクター用ジッパーは写真下のように外に露出することなく、うまく隠れるようになっています。確かにジッパーは隠れている方がいいですね。

ヒザの外側のニーパッドのジッパー。

腰骨部分にはプロテクターを入れるポケットが装備されています。腰骨は出っ張っていますので転倒時に骨折することもあり、ここにプロテクターがあるのは嬉しいです。このジーンズを買った決め手はここにプロテクターを装備出来るということも理由の一つです。

腰骨用プロテクター

僕は標準で付いてきたヒザ用のSK-810を腰骨のところに入れました。ちょっと形が合わないですが、使えないことはないです。こだわる人はコミネのサイドプロテクターSK-813を買うか、もう少しRがきつくないものを用意した方がいいと思います。下にコミネのサイドプロテクターのリンクを貼っておきます。

コミネ CE レベル2 サイドプロテクター SK-813

股上のフラップ

股上のところにジッパーを覆うようにフラップがあります。パッと見、ジッパーからの風の侵入を防ぐフラップに見えますが、真夏用のパンツなので風は通った方がいいような、、、単純に型紙を使いまわしたが故に必要無いものが装備されてしまったのでしょうか。。。

サイズ

僕はリーバイスだと31か32インチですが、このジーンズでもLサイズの32インチでした。ちなみに僕の身長体重は175cm/70kgです。

最後に

タイトフィットなので、ブカっと履きたい人は違うモデルの方がいいかもしれませんが、ブカっとしたジーンズだと転んだ時にプロテクターがズレて機能しないと思います。タイトフィットなのはファッション的な意味合いと、転んだ時にプロテクターがズレないという意味もあると思います。

股上もある程度短く出来ていますし、このジーンズは今風のデザインを採用しています。コミネは若い層からダサいと言われないように意外と頑張っていますね。。

コミネのサイトの説明だと細かいところがよくわからないのですが、こうやって細かく見ていくとPK-718IIと同様、よく作られている印象です。

最後にこのジーンズのリンクを貼っておきます。

コミネ スーパーフィット プロテクト メッシュ ジーンズ Black L (32) 07-739 WJ-739S

以前書いたPK-718IIのレビュー記事を貼っておきます。

コミネ ジーンズ スーパーフィットKV デニム 07-728 PK-718II のレビュー

参考までに今このジーンズの下に履いている真夏用のインナーを貼っておきます。

おたふく手袋 ボディータフネス 冷感・消臭 パワーストレッチ ロングパンツ JW-632 ブラック M

以前、真夏のプロテクターについて書きましたので、興味ある人は読んでみて下さい。

夏のバイク用プロテクターについて






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