子連れで長期間海外を旅する

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僕が海外で出会った、子連れで長期間旅をしていたお母さんとその息子の話をしようと思います。マレーシアとインドネシアのバリ島でそれぞれ1組ずつ、合計二組の親子と出会ったのですが、二組とも現地で働いて宿泊場所や食事、または現金を得て子供と共に長期間の旅に出ていました。子供のいる女性はなかなか旅に出ることは難しいですが、この二人は見事に実現していたので、同じような思いを持っている女性(男性でも)の参考になればと思います。

子連れで長期間海外を旅する

クアラルンプールで出会ったドイツ人の親子

マレーシアのクアラルンプールでエアビーアンドビーを使ってコンドミニアムに宿泊していたのですが、その時に一緒にシェアしていたのがドイツ人の女性で8歳くらいの男の子と一緒でした。

この女性が話していた好きな音楽から多分彼女は45歳くらいだと思うのですが、アジアをあちこち働きながら旅をしていると話していました。子供は現地の学校へ3ヶ月とかそのくらいの短期で通っていました。学校で友達も出来たらしく、放課後は現地の子供と一緒に遊んでいました。

このコンドミニアムのオーナーは国外に出ていて、現地には誰も管理する人がいませんでした。そこでこのドイツ人の女性はコンドミニアムのオーナー(厳密にはこのオーナーは本当のオーナーから賃貸で借りていて、簡単に言うと又貸しですね)と話を付けて、諸々の管理業務をする代わりに無料で泊まっていると話していました。

ある時この女性がクアラルンプールのマラッカにバックパッカーズのような安宿での仕事を見つけたとのことで、そちらへ引越しする事になりました。

もちろん僕は外国で仕事を見つける大変さを知っているので、そんなに簡単に仕事が見つかるものなのかと思い、どうやって仕事を見つけたのかと尋ねると下記のサイトを教えてくれました。

Workaway.info

話を聞くと、働く代わりに寝る場所と食事を提供してもらうということのようです。一応ボランティアという形のようですね。シンガポールへビザラン(観光ビザを取るために一旦国外に出ること)をすると話していたので普通に観光ビザだったと思います。

新しく働く場所のオーナーがたまたまクアラルンプールに用事があるとのことで車でこの親子を迎えに来ました。バックパックと小さい段ボール箱、それに1週間ほど前に拾った子猫を連れてこの親子は旅立って行きました。

バリ島で出会ったアメリカ人の親子

バリ島ではアメリカ人のカメラマンの女性と出会いました。彼女は6歳くらいの男の子を連れてバリ島に滞在していました。

彼女は僕が通っていたコワーキングスペースに来ていて、オーナーと話をつけ、無料でFacebook等で使える宣材写真を撮ってくれるとのことで、僕も撮ってもらいました。なぜ無料かというとこれは宣伝ですね。無料で撮る事によって、ここで働いている人たちから何かの仕事を得ようとしていたのだと思います。

実際に僕の友人が彼女に写真の撮り方を教えて欲しいと頼んでいました。友人のカメラを使って2〜3時間かけて色々と教えてもらって、確か日本円で1万2千円とかそれくらいだったと思います。事前に値段を聞かなかったようで、僕の友人は請求された金額を見て、たか〜い!と悲鳴を上げていました。

このカメラマンの彼女はこの後にヨーロッパやモロッコなんかを旅したようです。

ビザは?

海外に詳しい人はビザはどうなっているの?と疑問に思うと思います。この記事を書くにあたってまずはWorkawayを通して働く場合に必要なビザについて調べたのですが、現金をもらう場合はもちろん労働ビザが必要ですが、現金をやり取りしない場合ははっきりした答えを見つけるのが大変なようです。体験談をいくつか読むと、実際は観光ビザだけで問題なく働いている場合が多い感じですね。

もちろん国によってはボランティアビザがあって、ボランティアするにしても厳格にボランティアの種類が決まっているようです。なので滞在先に応じて自分で調べてみてください。

アメリカ人のフォトグラファーの場合は明らかに現金のやり取りがありますが、多分観光ビザだと思います。コーチ業の人とかマーケッターの人とか、結構現地のデジタルノマド相手の商売というのはあるのですが、一人一人聞いたわけではないのですが、多分みんな観光ビザでやっているのかなと思います。当局に見つかればもちろん問題になるでしょうが、誰かが通報しない限りはこの現金のやり取りが明るみに出ることはまずないでしょうね。

支払いもpaypalとかを使えばなかなか追跡することも難しいでしょうし、インドネシア当局もそこまではやらないと思います。

最後に

日本人の場合、なかなか現金のやり取りを前提に労働ビザなしで子連れで旅をするというのはあまり考える人がいないと思いますが、先ほどのWorkawayは使えるかもしれませんね。ただ現地の移民局等に問い合わせする必要はあるかもしれません。

こういう人たちに出会ったということで、その経験をシェアしますので、何かの参考になればと思います。






Photo by Victoria Borodinova from Pexels

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