バリ島でバイクで走り出す前に必ず知っておきたいこと(交通ルール)

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バリ島と日本の交通ルールやマナーは全く正反対です。バリ島の人に交通ルールについて尋ねると、多分みんな何を話したら良いか困ると思います。しばらく考えた末に、「ルールなんてないよ。とにかくぶつからない様に注意して」と言われるでしょう。

日本のように細かいマナーもありません。それでもキチンと機能しています。単純に、カオスだ、と表現すれば、それほど面白い話でもないかもしれませんが、どうやって機能しているのか細かく見ていくと、それはそれでカルチャーショックに近い感覚があります。

ルールやマナーが無いが故に、事故にならないように、円滑に通行出来る様に自然と明文化されていないルールやマナーが出来ているともいえます。それでは細かく見ていきましょう。

Honda Vario
Honda Vario

バリ島でバイクに乗るための交通ルール、取り締まり事情

速度制限

まずは走り出して一番最初に気にしなければならないであろう速度制限について。バリ島には速度制限がほとんどの場所で無いです。実は今まで速度制限について気にしたことがなかったのですが、最近ローカルの人から「バリには速度制限はないよ」と言われてびっくりしました。

確かに速度制限を示す看板はありません。道路にも表示はありません。ですのでスピード違反で捕まるということは無いです。制限速度が無いとすると、みんな出せるだけ出して、日常的に100km/hとか150km/hとかで走っていそうですが意外とそんなことはなくて、やはり人間ですから怖くない範囲、例えばよく整備された大通りでも60km/hくらい、小道だと40km/hとか50km/hとかそのくらいで走っています。

125ccのスクーターが大半ですので、もしフェラーリやランボが200km/hで走ろうと思ってもバイクが邪魔で物理的に無理ですので、バイクのスピードが流れを決める感じです。小道に入ると曲がりくねっていて路面も荒れていますので飛ばすのはかなりスリリングです。そうなると、全般的に速度制限の低い日本と同じ感じですね。

駐車違反

バイクですとどこに停めても問題ないです。車は物理的に邪魔になることもあるので、そういう意味では停める場所を吟味した方がいいと思いますが、駐車違反の取締りは見たことがないです。

信号

クタやレギャンの猛烈な交通量の場所には信号があります。それ以外の場所ですと、どんなに交通量の多い交差点でも信号が無いことが多いのですが、それでも最近は少しづつ信号機が出来始めています。

直近の滞在中にそれまで信号機の無かった交差点に突然信号機が出来ました。この交差点はとても交通量が多く、常に徐行でお互いに譲りながら、または強引に割り込みながら自分の行きたい方向に行く感じでした。そこに突然信号機が立ち並んだわけです。

自分にとっては慣れている信号機ですのですぐに走り方を切り替えて違和感は感じなかったのですが、地元の人は信号が出来ても恐る恐る徐行で通過する習慣から抜けられないのが面白かったですね。

本来なら最低でも2、3日は警官が交通整理をして信号を守るように仕向けてもいいように思うのですがそれも無かったですから、信号に気が付かない人もいたりして地元の人も戸惑ったと思います。

交差点では全般的に信号を守っている人の方が多いですが、それでも信号を無視する人もそれなりにいます。

以前一本道を走っていたら突然横断歩道が現れ、その手前の信号機が赤になったので停まりました。その時は横断歩道を誰も渡っていなかったので僕以外の地元の人は誰一人として停まらず、しかも減速もせずに赤信号をそのまま通過して行きました。自分一人だけ道の上で停まっているわけですから、後ろから追突されないかと少し怖いくらいでした。

ここはあまり歩行者が多くない道だったので、いつもそんな感じなのでしょうね。ただ、こういう意味のない信号機というのはバリにはほとんどありませんので、こういうのは珍しいです。逆に物凄い交通量なのに横断歩道が無く、歩行者が全く向こう側に渡れない道というのがクタには存在します。

そういう道にこそ信号機を設置した方がいいと思うのですが、なぜかそこには警官が立っていて、横断者がいる度に交通を止めていました。バリ島における信号機というのはこんな感じです。

一時停止

日本ですと一時停止無視を捕まえるために白バイが隠れていたりしますが、そういうのは見たことないですし、聞いたこともありません。それ以前に一時停止ってどこかにはあるのかもしれませんが、覚えがないです。

取締り

公的な交通ルールは信号以外実際問題ほぼ無くて、大体がこんな感じですので、取締りらしい取締りは警察の検問だけです。検問で調べる事は、旅行者であれば禁止薬物の所持と免許証の確認、それと一応バイクの登録証書ですかね。

検問もそうですが、もし何かしらの取締りで観光客が停止を求められた場合、高い確率で警官は現金を得るのが目的だと思います。詳細は長くなるので下に「検問」という別の見出しでまとめました。

安全運転する上で気をつけた方がいいこと

日本がルールやマナーを相当に重んじるのに対し、バリ島にはルールやマナーはほとんどありません。ルールやマナーが無いなんてあり得ないし危険だ、というわけで、責任ある会社が出すガイドブックではバリ島でバイクを運転することに否定的です。

とはいえ、ある程度カンが働き、運動神経も普通で、よく周りを見回してローカルの真似をしていれば最初はちょっと怖くてもそのうち慣れると思いますし、自分もそうでした。一見危険に感じるバリ島の交通事情でも、年がら年中あちこちで事故が起きているわけではなく、あれだけの交通量でも目の前で事故を見たことは今まで一度もありません。

危険なことがあるとすれば、それは観光客が自国の勝手な交通ルールやマナーをバリ島で適用するときです。自国の交通ルールやマナーは一旦忘れて、バリの人がやっているやり方を真似すれば意外と問題なく走れますし、ある程度事前に知識として知っておけば慣れるのも早いでしょう。それでは具体的に何がどうなっているのか、何に気をつけた方が良いのかを書いてみようと思います。

囲まれることに慣れる

四方八方にバイクと車

まずは走行中に他車との距離が極端に近くてびっくりすると思います。時には1mもない事があって、少し手を伸ばせば届く距離です。スピード自体はそれほど速くなくて良いのですが、極端に距離が近いので怖いかも知れません。

大通りですと、同じ車線内でバイク同士が3台、4台と横に並んで走ることも全く珍しくありません。スペース的に横に並べるなら並びます。例え何とかして距離を保とうとスペースを空けても、すぐに誰かしらが入り込んで来て正直キリがないです。

距離を取ることは諦めて、相手との距離が無くても何かあればすぐ対処出来る心の準備をしておくことが大事です。こちら側も突然急ブレーキをかけたり、横に動いたりすると周りのバイクにぶつかるので注意が必要です。経験上、そうそうぶつかったり、危ない思いをすることはないです。

バリの人はもちろん良く事情が分かっていますから、意味なく急ブレーキをかけたり、突然進路を変えたりというような事故に繋がるような事はしません。

問題なのは、車が小さいバイクと同じような運転をしている時です。元々車を運転している現地人は必ずバイクも運転していますから、同じこと、例えば前方を走っているバイクのすぐ横に並ぶことに全く抵抗がないわけです。すぐ横やすぐ後ろに車がいるような状況ですね。

これは正直自分も危険を感じますので、少し下がって車とは距離を置きます。車には大きな死角がありますから、見えていない場合もあります。車に怒りを示すより自分から距離をおいてください。その方が早いし安全です。

基本的にバリ島の人は相手のペースに合わせて延々と走るという事はなく、自分のペースで走ろうとします。速く行きたければ背後からホーンを鳴らして真横から追い抜いて行きますし、老人や女性の二人乗りのように遅く走りたければ、道の左側(歩道側)をゆっくり走ります。

全員がバラバラのペースで走れば接近もしないのですが、混雑していてゆっくりしか走れない場合には、極端に接近して走るという状況が生まれます。

以前、自動車レースをしていた事があるのですが、バリの道の混雑時は常にレースのスタート直後の前後左右を他車に囲まれているあの感じです。または自転車のロードバイクでペロトンを組んで集団走行しているあの感じです。

なるべく他車にぶつからないように急ブレーキや急に進路を変えたりと極端な動きはしないようにしましょう。じっと動かず、一定ペースで淡々と走るということです。減速したり進路を変えたければ周りに注意を払いながら徐々にゆっくりとしましょう。こうやって聞くとちょっと怖い感じもするかもしれませんが、普通に走ればそうそうぶつかる事もなく大丈夫です。バリでは子供から老人、女性もこんな感じで走っていますから。

どちらが優先という概念は忘れる

Line cutting
右から白いバイクが割り込んで来る

交通の流れにおいて、日本だと「優先」という概念がありますが、バリ島には無いです。

例えば自分が真っ直ぐに走っていれば自分が優先で、合流してくる車は一時停止なりをして優先道路の交通が途切れてから入るわけですが、この概念が意外と曲者で、日本人は道路を真っ直ぐに走っていれば「無意識」のうちに自分が優先だと思っています。

割り込むように横道から無理に入られて、少しでもこちらがブレーキをかけるような状況になれば、オイオイ、ふざけんなよ、と多少なりとも憤慨するでしょう。中には怒り狂って割り込んで来たバイクなり車にベタづけしたりするかもしれません。

バリの人も相手に急ブレーキをかけさせるような危険な事はしませんが、混雑している場合は相手に少しブレーキをかけさせて割り込むくらいのことは気軽にします。それはそういうものでお互い様ですので、現地人同士にとっては特に問題にはならない事なのです。

逆に言うと、こちらも相手に多少ブレーキをかけさせて割り込んでも良いと言う事ですから、延々と途切れない交通に横から無理やり割って入っても問題ないって事です。この割り込む感じは、礼儀正しく、曲がったことを極端に嫌う日本人には難しい技の一つだと思いますが、これは慣れて積極的に割り込んでいかないと永遠と待つ事になります。

この割り込みもやったりやられたりで結局はお互い様という感じですので、ここはひとつバリ式の考え方に切り替えて、日本人には足りないとされている寛容の気持ちでバイクを運転してください。

交差点への進入は常に徐行

信号の無い交差点

クタ、レギャンの激混み地帯以外の交差点だと信号が無いことも多いので、直進する場合であっても左右を見ながらゆっくり交差点に侵入することが作法としてあります。

交差点内は右左折でも直進でもどちらが優先という概念はなく、お互いに譲り合って通過します。車で交差点を直進して通過する場合は、交差点の直前でハザードを点けて徐行で進入しますし、右左折の車両が溜まっている場合は、直線車がわざわざ停止して右左折する流れに道を譲ります。

日本人からするとそんな状態がうまくいくわけがないと思うかもしれませんが、これが意外とうまく機能します。信号や交通整理をしている警官がいないのになぜうまく機能するのかは、正直「なんとなく」です。そう、恐ろしいことに「なんとなく」で機能するわけです。

明らかなルールがあるわけではなく、圧力と言いますが、エネルギーがある方が勝つ感じです。そうすると台数が少なくエネルギーが少ない列は永遠に交差点を通過出来ないのかといえば、それがそうでもなくて、少しずつ前に出て自分の意思を示せば、そのうち誰かが待ってくれてきちんと通過出来ます。

そう、少しずつ前に出て意思を示すことが大事です。しばらく交差点を観察してみてください。感心しますよ。これが日本でも出来るのであれば、相当な設備費用と電気代が節約出来そうです。全員が徐行していますから、右直事故のような大きな事故も無くなるでしょう。

バリの人はみんなが好き勝手に走っていることを十分に理解していますし、同時に怪我もしたくありませんので、かなりよく周りを見ています。譲ったり譲られたりしないとバリ島の交通が機能しない事も知っています。同じことを日本でやればそのうち誰かがキレて交差点内で喧嘩が始まるでしょうから、結局は寛容なバリ島の人たちだからこそ成立することなのでしょうし、それ以外に選択肢はないとも言えると思います。

ホーンにビビらない

バリの人は頻繁にホーンを鳴らして相手に注意を促します。慣れないと単純にうるさいですし、道を走っているときに近くでホーンが鳴ると自分が何か悪いことでもしたかと焦ったりもします。

例えば自分のすぐ脇を相手が追い抜いていくときに、後ろから抜くよ、という意味でホーンを鳴らしたりします。こういうときに注意を向けることは大事ですが、一々焦ったり恐れたりしないことです。

日本人にとってはほとんど意味の無いホーンに感じますが、実は自分も一度このホーンに救われたことがありますので、カオスなバリ島では少なからず事故を防いでいるのかもしれません。

日本のメーカーの東南アジア向けのバイクはホーンとウインカーのスイッチが上下逆についていて、ウインカーよりもホーンの方が優先されているくらいです。確かにウインカーを使わないで走る人もホーンはバンバン鳴らしますからね。

車線の右側は走らない

ビックスクーターが逆走中

バリは日本と同じ左側通行なのですが、車線の右側を走るのは危険です。例えば片側一車線で交通量が多い場合、反対車線のバイクや車が前車を追い越すのに平気で中央線を超えて逆走してくるからです。

現地人同士ですと、両車線ともに前車を追い越すために間合いを見ながら中央線を超えて反対車線に入って抜くというのが日常的にあるのですが、これは少し上級者向けで、旅行者は大人しく車線の中央か左側を走りましょう。

渋滞してほぼ速度がゼロの場合は中央線を超えて反対車線をすり抜けしていくというのもありですし、右折するために右に寄るというのも大丈夫ですが、速度が出ている場合は危険です。

地元民もその辺は慣れたもので、そうそう突撃して来ることも無いと思いますが、もし無自覚に右側を走って万が一逆走車とぶつかった場合は大きな事故になる可能性もありますので十分に気を付けましょう。

バリ島でのバイクに対する検問

過去20年間の間に合計で約半年バリ島に滞在し、そのうちバイクを借りて日常的に乗っていたのは約3ヶ月くらいです。そのうち検問に引っかかったのは三回。その経験とネットの情報からすると、警察による検問は彼らの集金イベントになっている感があります。

どういうことかというと、一番よくあるのが無免許運転の観光客から罰金と称して金を巻き上げる方法です。金を得られればあとはどうでもいいという感じですので、観光客が金を渡した後は無罪放免でまた走り出せます。では、実際に経験したことを書いてみたいと思います。

まずは検問では無いのですが、20年前に警官と観光客の関係を思い知った出来事がありました。クタの幹線道路をバイクで走っている時に停止線を2mほど超えて信号待ちしていたのを咎められ、罰金を払わされたことがあります。

その時はちょうどATMから現金をおろしたばかりで一万円ほど持っていました。ルピアにしたら財布が膨らむほどありました。この時は初めてのバリでガイドブックも無く、事前情報が一切ありませんでした。

ここはバリ島で田舎ですし、粘って面倒なことにすればなんとかなるのではないかと、連れて行かれた交番のような場所で英語が全くわからないフリをして30分ほど頑張ったのですが、ちょうど言われた罰金と財布の中身がほぼ一緒だった事もあり、結局財布の中身を全て取られ、警官は笑顔を押し殺して札束を丁寧に畳んでポケットにしまっていました。

今考えれば警官も相手がそれだけの現金を持っていることが分かれば例え丸一日かかってでも是が非でも取ろうとするでしょう。この時は停止線を超えたことがBig problemだ!と言われました。信号無視も当たり前、子供がバイクに乗ることも当たり前の島でです。このことを現地在住の日本人に話したところ、百歩譲って本当の取締りであったとしても罰金が高すぎるし、あー、それはやられたね、と一言言われました。

この出来事で、あー警察っていうのはそういうことをするんだな、と思いました。これは自分にとっては新しい考えでした。

それから19年ほど経過して、バイクを1日だけレンタルして友人と島一周のロングツーリングに出かけたときに検問に引っかかりました。

この時はマリファナなんかの取締りだったのかもしれないのですが、荷物をやたらと調べられました。免許証は持ってなくて、しかもバイクに付随する車両の登録証も無かったのに(貸主にあると言われていたが、探すと無かった)「免許無いのか、そうか、どこから来たの?日本から来たのか。そうか、こんにちは、ありがとう。もう行ってもいいよ」と終始笑顔で開放してくれました。この件は周りのバリにいる友人からはラッキーだと言われました。

次は4ヶ月前の直近の三回目なのですが、この時は警察に直ぐに賄賂を求められました。もちろん「賄賂よこせばすぐに開放してやるぞ」と直接言われる訳では無く、二者択一で、例えば二週間後にわざわざどこそこに行って高い罰金を払うか、いますぐここで少し安い罰金を払うか、どっちにする?と聞かれます。

この手口は20年前の警官と同じで、20年の進化を感じたのは、今回はきちんと英語で書かれたカードを持っていた事。20年前は拙い英語で口頭で説明していて、相手に理解させるのに苦労していたので、まぁその経験を踏まえているのでしょうね。

普通であれば今すぐ、しかも安い方を選ぶと思いますし、警官もそう誘導して来ます。これが曲者で、今すぐに払う方はすぐに警官のポケットに入ります。まぁ、彼らの収入になる訳ですね。なぜそう言えるかというと、通常どの国の警察官も取締りの罰金として現場で現金のやり取りはしません。もちろん理由は不正の温床になるから。

この時に警官に言われた金額は1万円弱とかそんな感じだと思うのですが、そんなに持ってないよ、と言うと、じゃ、いくら持っている?と聞いてきます。まぁ、この時点でおかしいですよね。どうやら「罰金」とやらの金額はその場で持っている現金で変わるようです。

しばらくは、そんな少額じゃダメだ、もっと出せ、とバイクの鍵を抜かれ、いや、何度言われても持っていない、と10分ほどのやり取りがありました。財布の中を見ていると警官も覗き込んできてしっかり本当に現金がないのかを確認しています。

財布の中身はちょうど二千円程で、十万ルピア(一番高額な紙幣で八百円ほど)を二枚と小銭って感じだったので、これしか無いよとその十万ルピアを二枚差し出すと不貞腐れたように受け取って、鍵を渡してくれて、行っていい、と合図を出しました。

警官としては年中検問をやれば相当な現金が入ってウハウハって感じですが、実はそうでもありません。ネットの情報によると、実はこの悪徳警官は結構問題になって地元民が検問で直接現金のやり取りをしている警官をスマホで動画撮影してネットにあげるということがあったようです。

それ以降、そういう悪徳警官の取締りというのは無くなったという話なのですが、実際に自分は3ヶ月前に検問で千五百円取られましたので、まだ生き残っています。数は多くないと思いますがまだありますので、注意しなければならない人は注意してください。

検問対策

20年前の経験が元で、その後ヨーロッパから来た長期滞在の友人に対策を尋ねたり、現地人に聞いてみたりと色々と調べて、その対策方法を見つけ、今はそれを実践していますので、それを書いてみたいと思います。

おまかに二つ方法があると思います。一つは普通に国際免許証を持っていくこと。大半の人はこれでいいと思います。例え少額でも警官に金を取られれば普通は丸一日気分悪いですから。

ただ、国際免許証は手数料2,350円に証明写真費用、それに警察署や陸運局に出向かないとなりません。一方、罰金(警官に払う現金)はその時の財布の中身で変化しますが(笑)、僕の直近の例で言うと1,500円ほどで済みました。検問に引っかからなければゼロです。

ここまで来てわかるように、なるべく財布の中の現金を減らせば、たとえ検問に引っかかっても少額で済みます。そのおかげで3回目の「罰金」は1,500円で済んだ訳です。もちろん意識的に財布の中身を少額にしていた成果です。

もし多額の現金をどうしても持ち歩かないとならないなら、財布には見せる用の少額の現金を入れ、他は腹巻式の貴重品入れ等に入れるのも手かもしれません。普通に鞄の中の、例えば眼鏡ケースに隠してもそこまで調べることもあるかもしれませんので、身に付けるのがいいかなと思います。実際に2回目の麻薬所持検査の検問と思われる時は、鞄の中まで調べられ、眼鏡ケースを指差して何が入っているのかと聞かれました。

ここに残りの現金を隠していたのですが、そしらぬ顔で、サングラスが入っているよ、と言い、警官も、そうか、と言って開けろとまでは言わず、現金を見られなくて済んだ経験があります。

さて、ここまで書けば国際免許証を持っていかない理由が見えてくると思います。国際免許を取得する費用と手間、それと現地での賄賂を天秤にかけている訳ですね。

ただ慣れていない方は、例え少額でも現金を取られるのは精神的な負担もありますから国際免許を持っていくことをオススメします。

少しでも安くあげたい、もしくはバイクの免許を持っていないなら上記の方法もありです。真面目な日本人は、そんな悪いことは出来ない、、、と言う人も沢山いるだろうし否定する気持ちもわかりますが、じゃ、観光客から金を巻き上げている警官はなんなのか。

警官は観光客がバイクの免許を持っているかどうかなんて微塵も気にしていません。何しろ、免許が無い人から金を取った後、そのまま行かせちゃうんですから。そこから先は再び無免許運転である訳で、懐が温まった警官はそれを笑顔で見送ります。ベルギー人のデジタル ノマドな友人に対策を聞いたところ「そんなのは500円くらいあげておけばいいよ」と言っていました。僕はまだまだ甘いですね。

検問に引っかからないようにするには?

何度か現地の人に検問の場所について聞いたことがあります。ウブドのモンキーフォレストの入り口前でたまにやっていますが、そういう感じで大抵検問をやる場所というのは決まっていて、ランダムにやることは無いと思ったから。

チャングーの宿で聞いた時は、「そんなの無いよ。大丈夫だよ。」と言われました。本当かいな、と思いましたが、合計3ヶ月の滞在中、確かにチャングーの町の中では検問はなかったです。

じゃーどこでやっているのか。今までの経験で言うと幹線道路が危ないと思います。しかも比較的バリにしては交通量が少なめの大通りですね。クタやレギャンの中心地に近い大通りは爆発的に交通量が多くて邪魔なのでやってない気がしますし、不正を働く警官もたくさんの人に囲まれるのは好まないかもしれません。

ここからは少し憶測ですが、観光客が全くいない場所でもやらないのでは無いかと思います。島の北側とか西側でしょうか。山の中も大丈夫な気がします。朝早い時間や夕方以降もやっていないと思います。そこまで働かなくても十分家が建つほどの現金が入るでしょうから。

ちなみに自分が引っかかったのはここ二年以内で二回、ここここです。それ以外では検問は見た事がないですので、それほど頻繁にやっているものでもないと思います。

最後に

いかがだったでしょうか?こうやって細かく説明していくとなんだか難しそうに感じますが、地元の人は誰でもバイクに乗って走っていますので、特別な能力がある選ばれし者だけがバイクに乗ることが出来ると言うわけではありません。

たくさんの観光客が実際にバイクで走っていますし、中にはバイクに乗ったことがない観光客もバイクを借りてバリで練習して走っています。

自分はちょっと鈍臭いからなぁ、と言う自負があるのであれば、恥ずかしがらずに最初だけでも怪我防止にグローブをはめて、肘と膝にスケボー用のプロテクターをしてもいいと思います。それではバイクに乗って良い思い出が出来ることを願っています。

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Image by Sabine van Erp from Pixabay

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