最近人気のスポット、バリ島のチャングーに合計3ヶ月ほど滞在して、良かった場所や通ったレストラン等をご紹介します。
僕はここ20年間ほどで何度かバリ島に行っていて、チャングー以外はサヌールに2週間、レギャンに1週間、ウブドに2ヶ月滞在した経験があります。最近のバリ島での過ごし方はチャングーをベースに、必要な時にウブドやレギャンに足を延ばす、という感じです。
バリ島は相変わらず観光客が絶えません。それ故、クタ、レギャンなどの人気エリアは飽和状態で、バリ島でのんびり過ごしたい場合は、想像と違うと思う人も多いと思います。
バリ島ならではののんびりとした環境に身を置きたいなら、ぜひ最近人気のチャングーに宿を取りましょう。チャングーは観光客の雑踏から離れてゆっくり過ごせるということで海外移住者やデジタル ノマドに人気です。
チャングーではたくさんの長期滞在者を見かけます。部屋で集中して仕事がしたいという人にもいい場所だと思います。ウブドまでバイクで4~50分、レギャンまでは30分ほどですので、ガムランやダンスを求めてウブドへ、ナイトクラブや豪華なレストランを求めてレギャンへと比較的すぐに足を伸ばせます。
バリ島チャングーの中心地、メインストリートの場所
チャングーはBatu Bolong Beachにある老舗レストランバーOldman’sを起点にしてPantai Batu Bolong Stがメインストリートです。賑やかな場所はJl Raya Cangguとの交差点で終了して、そこより北に上がると静かになります。
上の地図の一番長い青い線がメインストリートになります。昔はBatu Bolong BeachとOldman’sが中心でそこからお店が並ぶというサーファーの町だったと思います。最近ではDeus Ex Machinaが出来たことによりDeus周辺が賑やかになってきています。
Deusから北に上がるに従ってお店はまばらになっていきます。メインストリートを散歩するなら、Oldman’s周辺とDeus周辺がいいと思います。ここ以外にもお店はあちこちに点在していますので、他にも、比較的お店が集まっていて散歩して楽しいストリートを上の地図に描いておきました。
地図はそのまま拡大出来ますので参考にしてください。それ以外にもたくさんお店が集まっているストリートはありますが全部書き込むと何やら取り留めもなくなりますので、数を絞って描いておきます。チャングー は広いですので、フラフラ散歩するならバイクで移動するのがいいかな、と思います。
チャングーのどの辺に宿を取るのがベストか
チャングーの中心地に宿を取るのもアリだとは思いますが、クタやレギャンほどではないにしろ、中心地のバイクの数は相当なものですので、静かとは言い難いと思います。
僕のオススメは中心地より北側に少し離れた、メインストリート(Pantai Batu Bolong St)とJl Raya Cangguとの交差点よりさらに少し北に行ったところです(下の地図の下側の青い線がJl Raya Canggu)。
この辺に宿を取ると観光客もぐっと減りますし、少し近所を散歩するだけで地元の人の日常に触れることが出来ます。
この辺はヴィラもたくさんありますし、観光業からのお金も十分に回っている感じで、バリ島の中でも比較的裕福な場所に感じますので小綺麗で居心地がいいです。田んぼが雄大に広がり、夕方には子供達が自転車に乗って遊んでいたり、凧揚げをしています。外国人を見かけると、好奇心から笑顔でハローと挨拶してくれる時もあります。
ローカルの静かな環境に身を置きながら、チャングーの中心地に車やバイクで10分以内で行くことが出来ますのでオススメです。具体的には下の地図の上側の青い線が僕のお気に入りの道です。ここからだと後述の広大な田んぼの中の小さい散歩道、Jl. Batu Mejanにも歩いて行けます。別にここでなくても良いストリートはあると思いますので、参考程度に。
宿の広さや値段を見ても、中心地から少し離れた方が、より広く、しかも安い感じがします。宿の取り方や安く滞在するための裏技を別記事にしましたので興味ある方は下の記事をどうぞ。
エアビーアンドビー(エアビーAirbnb)必勝法 (使ってみてわかったもっと安く泊まるための方法)
チャングーでの遊び方
ビーチを散歩したりカフェでゆっくりとお茶でもして、バリ島の空気を満喫してください。ローカルの人とおしゃべりしてもいいですね。サイクリングなんかのツアーに参加してもいいでしょう。出来るだけバリ島のオーラといいますか、他にはないキャラクターを楽しんでもらえたらと思います。
人によってはちょっと敷居が高いかもしれませんが、バイクを借りれば楽しみは広がります。あてもないツーリングもいいですし、ちょっとした食べ物やドーナッツなんかを買いに行く途中にも、たくさんいい景色に出会えます。
たまにここのダンキンドーナッツにドーナッツを買いに行っていたのですが、往復のバイクツーリングが物凄く良くて、夕方だと夕日が田んぼの向こうに沈むような感じで素晴らしい時間でした。少し裏道を走ると寺院からガムランが聞こえ、正装したバリの人がたくさん集まっていました。
完全にローカルの人達だけのイベントで、バリ島は神々の住む島ということを思い出します。この時は足元に六個のドーナッツもありましたし、素敵な時間というのは思いがけなく訪れるものです。バイクについては別記事にしましたので、興味ある方は下のリンク先を見てみてください。
夜はビーチ沿いにいくつかレストランバーがありますし、下に挙げたように夜中まで遊べる場所もいくつかあります。ただ数は少ないので、本格的に夜遊びしたいならレギャンに行くのも手だと思います。
田んぼの中の散歩道
Jl. Raya Batu Mejan
広大な田んぼの中を緩やかに曲がりながら走る、道幅2mほどの狭い道。コンクリートの路面は出来たばかりで綺麗ですが、車は通りません。バイクか徒歩のみです。端から端まで歩いて16分、1.3Kmの道です。
ここをバイクで何度となく通りました。日の出直後に朝日を眺めながら散歩もしました。鳥よけの風力の鳴り物があちこちでカタカタカタと鳴っています。稲刈り間近の時期には農夫が鉄板をガンガン鳴らして鳥を追い払っています。
田植えも稲刈りも脱穀も全て手作業。農夫がオンボロ自転車で農作業に来ています。バナナの木がニョキニョキ生えている場所もあります。急激に発展したバリ島ですが、昔から変わっていない景色です。
この道はそれほど知られていないのと、中心地から少し離れているので観光客もそれほどいませんでした。上の写真にも写っていますが、いくつかある雨宿り用の小屋に座って景色を眺めてみるといいと思います。
下の地図のA辺りにDjenar Cafeというのが最近出来たようです。ここは広大な田んぼを二階から眺められるカフェなので最高に景色がいいだろうと思っているのですが、結局行かずじまいでした。
なぜかというと、この時はすぐ近所に宿泊していて、ここの屋上からでも十分良い景色が眺められたから。ですので、正直どんなカフェなのかわからないのですが、多分景色は良いです。誰か試してみてください。
どこか懐かしい村
ここは買い物帰りに偶然通りかかってなんとなく印象深くて、地図で調べて後日再び訪れました。下の地図のポイントした辺りにバイクを停めて散策しました。素のままのバリ島の人たちの生活が垣間見れます。
ほぼ観光客が訪れることがないような場所なので、外国人向けのお店はほぼ皆無ですが、壁やドアにある装飾なんかを眺めながら歩いていると面白いです。デザインやアートが日常にあるんだなぁと思いました。
夕方に訪れれば、学校から帰ってきた子供達が遊んでいるかも。何か刺激的なものがあるわけではないですが、バリ島の人たちの生活に興味があるなら散歩がてら行ってみると面白いと思います。
ナイトライフ
さてチャングーの夜ですが、ビーチ沿いに行けば遅くまで飲めるバーが色々とあります。ここではチャングーならではの場所としてOld man’sとDeus Ex Machinaを推しておきます。
Old Man’s
Old Man’sは昔からある老舗のバーレストランで比較的広いスペースにたくさんの人が集まります。夕食後の遅い時間帯になるとバンドやDJが入りますので、Websiteでチェックしてください。
入る時にセキュリティーチェックがありますが、有料イベントのとき以外はチャージ等を払う必要はなく、中で注文した分だけ支払うという感じです。何も注文しなくても多分大丈夫。何か飲めと店員が押し売りに来ることもない思います。
ただここはみんなでワイワイ騒ぐ場所って感じなので、バンド見たいとかいうのでない限りは、ひとり旅だとちょっと居心地悪いかも。
Deus Ex Machina
Deusはオーストラリア発のカスタムバイク、カスタムサーフボードを中心としたアパレルブランドって感じで、洒落た場所です。東京の原宿を含めて世界中に支店がありますが、チャングー店はちょっと特別な感じがします。
やはりここのハイライトはバックヤードです。ここには男の子の楽園が広がります。カスタムバイクやサーフボードの工房が建ち、なぜか床屋まであります。ここにはステージがあって、毎週日曜日になると7時くらいからDJが始まり、アコースティックライブが続き、夜10時頃から生バンドが入ります。
ここのバンドがかなりの確率でいいバンドなことが多いです。場所のオーラの良さもあって、たくさんのお客が集まってかなり盛り上がります。最後のバンドの時にはテーブルが退けられて立ち見、ダンススペースになります。必ず何かを注文しなければならないということもなく、入場も無料ですので何も注文しなければ無料です。
こういうところはオーストラリアから来た会社の寛容さが出ていて好きですね。毎週これだけの場所と音楽と盛り上がりを用意してもらって毎回200円のコーラか、もしくは何も頼まないことが多かったです。流石にここまでくると泥棒に近いので、バリ島を出るときにDeusの帽子を買って帰りました。
大抵日曜日の夜はここに遊びに行っていました。FBにイベント情報がありますのでここでチェックして、是非覗いてみてください。
チャングーの美味しいレストラン
西洋料理のレストランは結局「バリ島にしては良い。。。」という感じで、そもそも西洋料理に馴染みもなく、材料も手に入りにくいバリの人にとっては分が悪いです。やはりここはローカルに人気の地元飯が食べられる、僕も通ったレストランを二つだけ厳選して書いておきます。
Warung Sika
ここは週3回、4回と通いました。他のメニューもありますが、ここはナシ チャンプル屋と行っても過言ではないです。味は完全に日本人の口に合いますし、一度は日本で似たようなものを食べたことがあると思います。遠く離れていても同じアジアだなぁと感慨深いです。ぜひ実際に味わって親しみを感じてください。
ナシ チャンプルとは、ショーケースの中に20種類くらいの食べ物があり、その中から好きなものを好きなだけ選ぶスタイル。
西洋料理がメインのレストランのメニューにもローカルフードとしてナシ チャンプルはありますが、大抵は具材が決まっていて自分では選べません。それは面白くないので、バイキングのように自分で選べる方式の店を何店舗か巡り、結局ここに落ち着きました。
バイキング式のナシ チャンプルは具材によってそれぞれ値段があり、それを足していって最終の値段になります。店によってはほとんど言い値で、同じ具材でも毎回値段が違ったり、観光客が来ると値段を吊り上げたり(100円前後の違いですけど)します。でも、ここは同じものを頼めば毎回同じ値段ですし、きちんと計算していて気分がいい。
お客は半分観光客、半分ローカルという感じでローカルの人たちにもファンがいる感じ。外国人の中にはいつも見る顔があったりして、きっと僕と同じ大ファンなのだと思います。
店によっては薄暗くてちょっと不衛生に感じたり、メインストリートに面していてバイクの音がうるさかったりするのですが、ここは店の前が広大な空き地になっていて比較的店内が明るく見晴らしが良くて、中心地から離れているので静かというのも好印象でした。
下の写真は実際に僕が食べた物で4万ルピアで300円くらいですので安さもかなり魅力的です。連続して行っても毎回違う具材にすることが出来ますので飽きづらい。人によってはどうやって注文したら良いかよくわからず、具材もなんだかよくわからないので敷居が高く感じるかもしれませんが、店のおばちゃん達は英語を喋りますし、日本人にとっては大体見た目通りの味なので大丈夫です。
注文する時にまるで常連のように振舞うことが出来るように下に一連の流れを書いておきます。
注文の仕方
まずはショーケースの前に立ちます。ショーケースの前に立つというのはナシ チャンプルを注文するということで、ここでは実際に訪れる客のほとんどがナシ チャンプルを頼んでいます。
まずはご飯の種類を聞かれます。3種類あってホワイト、ブラウン、イエロー(?)だったと思います。即答でホワイトと答えてもいいですし、よく吟味したければCan you show me?とか言えば、ジャーの中に入っているご飯を見せてくれるでしょう。
ご飯を選んだら、次はおかずを選びます。これはウインドウ越しに指差しでOKです。指を差すとおばちゃんがお皿に持ってくれます。選び終わったら、終わった旨を伝えます。サムアップでもいいですし、That’s it!とクールにキメても構いません。
最後に「サンバル?」と聞かれますが、何かというと玉ねぎと唐辛子にニンニクやなんかを色々と混ぜたチリソースです。何度か試してみましたがとても辛く、あまり必要を感じなかったので僕はその後は毎回断っていました。必要な人はYes, pleaseと言いましょう。
注文が終わると計算が始ります。全て暗算ですがさすが毎日やっているだけのことはあって大体正確です。多少違っても2~30円ですので大目にみましょう。
そもそもそれぞれの具材の値段はいちいち聞かないとわかりません。計算ミスに気がつくお客は皆無だと思います。僕も毎回似たようなものを注文していて、値段が毎回同じなので計算が正確なことと、鶏肉の塊(ドラムスティック)系は80円ほどと、他の具材と比べると少し高いことがわかったくらいです。
最後に値段の書かれたカードが皿に乗せられて渡されます。何か飲みたければ、冷蔵庫から自分で勝手に取ってOKです。コーラで80円ほどです。食べ終わったらレジに行き、値段のカードを渡し、飲み物を自己申告しましょう。レジのおばちゃんが空いた瓶や缶を見て、値段をレジに打ってくれます。
朝9時開店ですが開店直後は半分くらいしか食べ物が用意出来ていませんので、午前中に行くなら10時以降に行くのがいいと思います。
Bakso Rudi
ここはヤバイです。完全にローカル向けで観光客はほぼいません。いつもお客がいっぱいでうまいです。
Baksoとはテニスボールくらいの大きさの肉団子で、地元の人には馴染みの食べ物。それにMie(麺)を足すと肉団子ラーメンになります。自分は毎回Mie Ayam Bakso Telurというのを頼んでいました。鶏がらスープ(Ayam)のラーメン(Mie)に肉団子(Bakso)と揚げたゆで卵(Telur)が乗っています。
肉団子はチキンとビーフを選べるようですが、聞かれる時もあれば聞かれない時もあって、聞かれない時は自動的にビーフが来ました。好みがあれば事前にチキン バッソー プリーズと言っておきましょう。発音はバッソーって感じらしいですがバクソーでも通じると思います。
よく味の付いた牛そぼろのようなものも乗っています。地元民は濃い味のソースを上から大量にかけるようですが、日本人的にはそのままでも十分美味しいです。
自分がいつも頼んでいるヤツは一番値段の高いメニューなのですが、それでも大体200円くらい。ローカルのためのローカルフードは激安です。量は小どんぶりにいっぱい入ってくる感じで、たくさん食べる人にはちょっと足りないかもしれません。具材だけ欲しければ追加で注文出来ます。開店直後以外は常に混んでいます。
開店は午前11時からなのですが、ひどい時には11時20分になってもシャッターが開かない時があります。お客がたくさんいるのに店のオーガナイズは適当です。
椅子に座って注文を取りに来るのを待っていても、狭い店の割になかなか注文を取りに来ないこともあります。出来ればレジで先に注文してから座ると安心出来ます。
メニューはレジの脇や壁に写真が出ていますので、指差しで注文出来ます。自分が接した店員は皆英語が出来ましたので難しいことを言わなければ問題ないです。地元のちょっとしたお祭りに参加する気分で、普通のレストランに飽きたら是非トライしてみてください。
チャングーのカフェ
Cinta cafe
それほど広くはないけど、居心地の良いカフェ。Cinta’s Napoleon cakeが好きで、これとカフェラテの組み合わせでよく本を読んでました。
店内には犬がフラフラしてます。たまたまその犬が子犬を産んで、しばらく子犬を膝に乗せてお茶出来るという、子犬カフェと化していました。店の奥のテラス席は開けていて景色が良いです。
テラスには日除けがないので、時間帯によっては日差しが暑くていられないかも。常にデジタルノマドが何人かいて仕事しています。
Deus Ex Machina
先ほど紹介したDeusですが、昼間は当然カフェとしても使えます。広々とした空間に作られた男の夢の王国のような感じ。それ故、女性はあまり関心がないかも。他のレストランより値段が多少高い印象ですが、税込価格になっているのと、場所代だと考えるとびっくりするほどでもないです。
カスタムバイクを眺めたい人は裏庭が良いですが、昼間は表側の席で人を眺めながらお茶するというのがオススメ。ハンバーガーを食べた印象では、さすがオーストラリアのブランドという感じで、肉食のオーストラリア人にとっても納得だと思います。
The Shady Shack
ここはケーキに惹かれて2、3度行きました。狭いですけど、なかなか洒落ています。少し中心地から離れているので、歩いてすぐのところにあるオススメのWarung Sikaのナシ チャンプルとセットで訪れるといいと思います。
チャングーでの食料調達
宿でゆっくりと朝食やおやつも欲しいでしょうし、バリ島のコンビニやスーパーマーケットも日本とは違うので楽しいです。その辺の事情を書いてみようと思います。
コンビニエンス ストア
最近コンビニはバリ島のあちこちに出来ていて、チャングーも例外ではないです。ちょっとしたスナック菓子や飲み物、ビールを買うには気軽でいいと思います。食事系は微妙ですのでスーパーマーケットの方がいいと思います。
自分はちょっと複雑な感情がバリ島のコンビニにはありまして、一見日本のコンビニと同じようですが、多少気をつけたほうがいいことがあります。
というのは、たまに店員がお金をちょろまかすことがあるということ。これはチャングーに限ったことではないですが、店員が実際の値段より多少高い値段を言って、差額を自分の懐に入れようとします。
あまり気にし過ぎるとコンビニに行けなくなってしまいますが、安心出来るレジ打ちを見つけて毎回そこで買うのがいいかなと思います。
スーパーマーケット
スーパーはチャングーに2店あるPepito Marketというチェーン店か、ちょっと離れていますがTiara Gatzuというスーパーによく行っていました。Coco martというチェーン店もあるのですが、チャングーではPepitoによく行きました。
Coco martとPepitoは外国人向けで、Tiara Gatzuはちょっとお金のあるローカルか、長期滞在の外国人向けという感じです。
ここに挙げるスーパーはコンビニと違ってレジでちょろまかされるという経験はありませんでしたので、比較的安心出来ると思います。
Pepito
普段はPepitoでパンやケーキやフルーツを買っていました。300円前後で巨大なブラウニーとかレモンケーキがホール買い出来るので、いつも買っていました。それ以外にもパニーニのようなサンドイッチ系や日本のコンビニのようにすぐに食べられる中華まんも売っています。
輸入品の肉や冷凍食品も売っていて、オーストラリアを始めとした西洋人からすると馴染みの味が手に入るという感じだと思います。多分、本国とそれほど変わらない値段でバリ島にしてはかなり高い。
レストランの料理に飽きた外国人、または予算が限られていて、しかもローカルフードは食べたくない外国人は、ここで材料を買って自炊するという感じです。僕は自炊はしません。なぜなら自炊するよりローカルフードのレストランの方が圧倒的に安いので。
Pepitoは何店舗かあるので、詳しい場所は名前をコピーして、グーグルマップ にペーストして検索すれば出てきます。
Tiara Gatzu
Tiara Gatzuはローカルフードを探索したい時に行っていて、バリやインドネシアのお菓子を買っていました。
ここでは食材や調味料もインドネシアやバリのものが手に入ります。Pepitoと比べると値段は多少Tiara Gatzuの方が安いかもしれませんが、大きな違いはないように感じます。よりローカル色が強いので、それが面白いです。
バリ島チャングーの交通手段
チャングーは他の場所に比べると街が拡散している感じです。ウブドやクタ等の他の場所は徒歩でも移動出来るようにギュッと圧縮されている感じですが、チャングーは最近出来た町なので、バイク移動が前提の町(村?)と言えると思います。
日本人観光客で自分でバイクを借りる人というのはあまり多くないようですので、そうするとチャングーはちょっと不便な場所となるかもしれません。
ただ、町が拡散しているからこそ、広々とした田園風景の中に身を置くことが出来るわけですから、交通手段さえなんとかなれば、他の場所にはないバリ島生活が味わえるというわけです。
さて、バリ島には公共の交通手段がありませんので、自分でバイクを運転する、GrabかGojekのライドシェア(uberは撤退しGrabに事業を譲渡)、タクシー、ホテルの送迎のどれかになると思いますが、白人の観光客の中には自転車を借りる人もいます。
では、細かく見ていきましょう。
バイク
バイクに乗れるならバイクが一番オススメです。バイクといってもスクーターなので運転はアクセルとブレーキだけです。車高が低いので簡単に足がつきますので、不安も少ないです。
自分の場合は、宿を予約する時にバイクも一緒に宿の人に用意してもらっています。あちこち移動するならバイクが一番安くて便利です。それ故大抵の白人観光客はバイクをレンタルします。大体どの宿泊施設もレンタル用のバイクを用意しています。
料金は一日500円くらい(バイクの年式による)で125ccとか150ccとかのスクーターを借りられます。ヘルメットも付いてきます。月ですと大体5000円から7000円くらいの間かなと思います。詳細は別記事にまとめましたので、興味ある方はそちらをどうぞ。
ライドシェアまたはタクシー
自分でバイクを運転しないなら、次の候補はGrabやGojekのライドシェアか、タクシーになると思います。
チャングーには空車のタクシーは少ないので、シェアライドにしろタクシーにしろ、スマホにアプリをインストールしてネットで呼ぶことになると思います。そうするとSIMカードは必須ですね。SIMカードについては後述しています。
チャングーの町中でよく見かけるのがシェアライドのバイクです。スクーターの後ろに乗るタクシーみたいなものですが、車に比べると料金は段違いに安く、5分や10分乗ってちょっとビーチやレストランに行くのに便利です。
チャングー の地元タクシー会社の反発で、大手のブルーバードタクシーやライドシェアへの乗車がチャングー内の特定の場所で出来ないということが言われています。ですが、意外と中心地でも問題なく乗り降りしている感じもしますので、実際のところはわかりません。
結局は何かの法律があるわけでもなく、地元のタクシー会社と町内会的なものの独自ルールだと思うので、その場その場で臨機応変に対応している様子です。
ちなみに僕が滞在していたチャングーの北側では問題なく乗り降り出来ます。時間が経てば色々と変化するでしょうから、宿を取るときに詳細を地元の人に聞いてみるのが一番確実だと思います。
宿の送迎
タクシーやライドシェアが面倒に感じるなら、宿の送迎が一番いいでしょう。他の方法と比べると料金は一番高いと思いますが、それでもチャングーから空港までの1時間ほどの送迎で1500円ほどですから、日本の物価からするとかなり安いです。
高級なホテルやヴィラならまだしも、安宿ですと送迎するのは想定外ということもあるでしょうから、まずは問い合わせしてみるといいと思います。バイクはどの宿にもあるでしょうから、バイクの後ろなら送迎してくれるということもあるかもしれません。
なんなら仕事をしていない近所の若者を連れて来て、専属のドライバー(ライダー)として用意してくれることもあると思います。全ては交渉次第です。お金になるならなんとかしてくれるのがバリ島の人ですから、きっと無下には断らないと思います。
料金も1日貸切なら、交渉次第でその都度タクシーを利用するより安いかもしれません。全ては交渉次第ですので、宿の人に聞いてみましょう。
自転車
自転車が良ければ宿にリクエストしてみましょう。宿が自前で自転車を持っていることは多く無いと思いますが、その辺はバリ島ですので、無ければどこかからか自転車を用意してくれます。
一度値段を聞いたことがあるのですが、スクーターとそれほど変わらなかったと思いますので、安さで自転車を選ぶということは無いと思います。バリ島で自転車に乗ること自体は気持ちがいいと思いますが、ただ、バリ島は火山島ですので坂道がとても多いです。
普段自転車に乗ることが無い人や体力に自信の無い人は、かなり大変な思いをすることになります。
バリ島の人は自転車にサイズがあることをそれほど気にしていませんので、宿でサイズが合う自転車が借りられるかは運次第。もし本格的にサイクリングをしたいのであれば、最近では本格的なロードバイクやマウンテンバイクをレンタル出来る店もありますので、そういった店で借りるのも面白いと思います。
僕は自転車が好きで、以前自分のマウンテンバイクを日本からバリ島に持ち込んで1カ月ほど走り回ったことがあります。ですので、バリ島で自転車を乗る楽しさはよく知っています。この話はまた別記事にしましたので、興味ある方はどうぞ。
SIMカード
チャングーでSIMカードを書いましたので、一般論も含めてその経験談を。
チャングーのどこでSIMを買えばいいのかというと、オススメは観光客のいない少し外れで買うこと。中心地から少し離れたローカル相手の携帯屋でXL-AxiataというキャリアのSIMを選ぶと300円くらいでデータ量が4GのSIMが手に入ります。1ヶ月有効です。
安すぎて最初はびっくりしました。多分観光客が多くいる場所の携帯屋では、これより高いのかなと思います。バリ島関係のサイトを検索するとクタ辺りで大体1500円とかするようなので、それに比べると信じられないくらい安いです。
XL-Axiataはたまに圏外になることがあったので、安過ぎるからかと思って、倍以上高いTelkomselのsimPATIというSIMカードも試しました。値段が700円ほどとかなり高いですが、店の女の子曰く、「こっちの方がよく繋がる」と言っていました。でも実際はXL-Axiataと変わらないですので、XL-Axiataで十分です。
両方ともたまに圏外になってイライラする時がある感じですけど、まぁ実用上それほど問題ないかなと思います。使えるデータ容量は4Gですのかなり大きように思うでしょうが、通常のデータ通信だと1.5Gとか2Gくらいだと思います。
なぜかネットの使い方によって内訳が色々と別れていて、例えば動画視聴が1G、SMSが500M、みたいな感じで、それぞれを合計して4Gとか6Gと言っています。動画も見ないしSMSもしないという人にとっては、パッケージに書いてあるデータ量がそのまま使えるわけではないです。そうすると実際には1Gとか2Gくらいだと思います。
専用のアプリで自分の使用状況を見れますので、ダウンロードしましょう。参考までに僕はここでSIMカードを買いました。グーグルマップだとちょっと位置がおかしいですが、フォトコピー屋の左隣です。
別にここでなくてもいいと思いますが、ここみたいに観光客があまり来ないような場所だと安いと思いますので参考にしてください。1ヶ月以上滞在するなら追加で料金を支払うと、もう1ヶ月延長出来ます。Top-upしてほしいと言えば、すぐに手続きしてくれます。
空港からチャングーへの行き方
結論から言うとホテルの送迎か、GrabかGojekのライドシェア、二択だと思います。空港到着時にSIMカードが無く、空港で高いSIMを買わなければならないなら宿の送迎を頼んだ方がいいと思います。
何百円かでも安くあげたいならGrabとGojekの値段の比較をして、運転手とやり取りして、集合場所に移動して、とやってもいいと思いますが、到着が夜中で一刻も早く宿に辿り着いて寝たいという状況であれば、宿の送迎を頼んだ方が良いと思います。
送迎の値段も宿によって違うので一概には言えませが、僕のケースで言うと、宿の送迎が1500円でGrabと同じくらいの値段でした。
安くあげたいならGojekかなと思いますが、両方アプリをインストールして比べてみてください。
ちなみに空港のタクシーですが、僕は何度もボッタくられましたし、正直全く良い印象がありません。もしかして劇的にサービスが改善されたかもしれませんが、上記の選択肢より良いということは無いでしょうから、考えなくてもいいかな、と思います。
最後に
いかがだったでしょうか?
旅の醍醐味は自らが切り開いていくところにありますし、素敵な時間は思いがけなく訪れるものです。
僕の情報がきっかけでそこからあなただけの面白いことにつながれば、それに越したことはありません。僕の話は参考程度にしてもらって、自分であちこち探検して楽しんでください。
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